記事検索結果

ストレス・こころの状態理解、迷走神経に着目が重要東北大・東大（2024/1/11 科学技術・大学１）

迷走神経は脳活動と連動し、喜怒哀楽などの情動の正常な形成に関与することを明らかにした。さらに、うつ様マウスでは迷走神経と脳の連動がみられなくなるが、迷走神経の電気刺激により回復できることが分かった。&...

神経刺激で血糖値を抑制東北大、マウスで糖尿病治療に成功（2023/11/10 科学技術・大学）

膵臓につながる自律神経の一つである迷走神経を刺激すると、β細胞量が増加かつ活性化され、血糖値上昇を抑制できた。... 今回、膵臓につながる迷走神経だけを刺激する手法を独自に開発し、これにより神経刺激で...

SCREEN、医療機器新興に出資心不全向け臨床へ（2023/6/19 生活インフラ・医療・くらし）

アドリアカイムは急性心筋梗塞由来の慢性心不全発症を軽減するための医療機器「迷走神経刺激デバイス」を開発している。... 同デバイスは低侵襲の治療機器で、患者の心臓近くの迷走神経を微弱な電気で刺激するこ...

熟成ホップ由来苦味酸の摂取、“注意力”高める慶大・キリンHDが確認（2023/1/25 科学技術・大学）

幅広い年代の健康な成人において、1回の摂取でも自律神経活動を調整し、認知機能や精神機能を高めることが分かった。... これまでの非臨床研究で、熟成ホップ由来苦味酸が自律神経の一つである迷走神経を介して...

東北大、神経に巻き付くゲル電極電気刺激療法の効果高める（2022/10/12 科学技術・大学）

東北大学大学院の西澤松彦教授らは、てんかん治療などに用いられる迷走神経刺激に向け、有機物のみで構成された神経に柔らかく巻き付くゲル電極を開発した。... ブタによる動物実験で、迷走...

量子科学技術でつくる未来(63)量子スマートセル「微小炎症」慢性化防ぐ（2022/9/22 科学技術・大学）

我々は、これまで慢性炎症の原因となる病気の芽である「微小炎症」の誘導機構を研究し、組織の細胞の炎症誘導機構「IL―6アンプ」と新規の神経―免疫連関である「ゲートウェイ反射」を発見、報告してきた。......

MSD、咳嗽薬の製販承認取得（2022/1/27 素材・医療・ヘルスケア１）

「世界で初めて承認された選択的P2X3受容体拮抗薬」(MSD)で気道の迷走神経のC線維上にみられるP2X3受容体を介した細胞外ATPシグナル伝達を遮断する。

サイバーダイン、医療VBに出資（2021/9/15 機械・ロボット・航空機２）

サイバーダインは急性心筋梗塞患者の迷走神経刺激による治療デバイスを開発するアドリアカイム(東京都八王子市)に出資した。... アドリアカイムの治療法では薬剤では実現できない迷...

脳の神経信号でβ細胞増、糖尿病根治に期待−東北大が発見（2017/12/19 科学技術・大学）

血糖の調節は、糖を貯蔵する肝臓から内蔵の神経を介して脳へ信号が伝わり、全身をめぐる神経「迷走神経」から膵臓へという順序で信号伝達によってもたらされる。研究グループは、膵臓のβ細胞の...

AMED、先端医療機器開発プログラム12件採択（2016/8/2 ヘルスケア）

【要素技術開発タイプ】▽心筋梗塞後心不全を防ぐ迷走神経刺激カテーテル装置開発、九州大学朔啓太▽腫瘍内不均一性を考慮した癌生細胞検査法の開発、産業技術総合研究所杉浦慎治▽分子病態を可視化する高機能型内視...

米エレクトロコア、nVNS装置で効果（2015/5/26）

神経疾患治療機器メーカーの米エレクトロコアは同社の低侵襲迷走神経刺激(nVNS)装置「ガンマコア(gammaCore)」の効果が国際頭痛学会で報告されたと発表した。

海外技術/蘭大、リウマチ治療にチップ−電気刺激で炎症阻止（2012/12/19）

チップを患者の首の迷走神経に埋め込んでおくと、チップから1日に1分間ほど神経に送られる電気刺激が炎症を阻止する働きをするという。

危機管理最前線/眼疾病を知る(10)外傷機転、鈍的・鋭的に分類（2012/11/22）

トラップドアは、骨が柔らかい子供、若年者に多く複視とともに眼球運動痛、迷走神経反射による悪心・嘔吐(おうと)状態になる。

京都大学の森泰生教授、高橋重成特定助教らは自律神経の一種の迷走神経で発現するたんぱく質「TRPA1」が生体内の酸素センサーとして機能し、酸素の体内供給を厳密に制御することを突き止めた。

日本光電、てんかん発作を軽減する迷走神経刺激装置を発売（2010/6/29）

日本光電は難治性てんかん患者向けの迷走神経刺激装置「VNSシステム=写真」を7月1日に発売する。... 同システムは自律神経を正常に保つ迷走神経を刺激し、薬が効かず開頭手術でも治療できない患者...