記事検索結果

技術で未来拓く産総研の挑戦(306)セラミック燃料電池ナノ複合電極高効率（2024/4/11 科学技術・大学２）

燃料電池の電極反応は、触媒材料・電解質材料・ガスの三相の界面で主に進行する。... 従来の電極は、二つの粉末を混合し、焼き固めて作製する。... PCFCは燃料電池として発電するだけでなく、逆反応の電...

東京学芸大、厚さ0.01mmの金属箔で化学電池電極変化を5分で確認（2023/4/4 科学技術・大学）

それぞれの電極を厚さ0・01ミリメートルの金属箔を採用したところ、一般的に数時間かかる反応を約5分間に短縮し、電極の形や色が変化する様子を捉えられた。... 生徒が間近で反応を観察でき、電極の変化を手...

科学技術の潮流(178)計算物質科学の手法開拓（2022/12/23 科学技術・大学）

例えば、原子・分子を取り扱う量子力学と、物質を連続した媒質として取り扱う連続体のモデルとをうまくつなぐことで電池の電極反応をシミュレーションしたり、量子力学と電磁気学の方程式を連成して解くことで強い光...

材料進化の最前線 NIMS最新成果(44)重水素で電極触媒解析（2020/6/17 科学技術・大学）

【数式で表現】そこで私は、電極触媒の働きによって進む複雑な燃料電池の反応過程を詳しく理解することで、白金代替材料の設計に貢献することを目指して研究を進めている。 ...

材料進化の最前線 NIMS最新成果(13)電極反応をその場で計測（2019/10/2 科学技術・大学）

電極では、電解液と接する界面において、原子、分子、イオン、電子などが入り乱れて反応が複雑に進行するため、電極の組成や構造、電子状態などの変化を、電解液に埋もれた状態のまま観察することが困難を極めるから...

白金スキン触媒実用化へ山梨大・飯山明裕氏インタビュー（2019/8/19 建設・生活・環境・エネルギー）

「FCのMEA(膜電極接合体)の触媒や電解質材料を開発している。... 「現在白金ルテニウム触媒を使っているが、ルテニウムより安価になるコバルトを使った白金コバルトスキン触媒だと耐CO...

リチウム硫黄二次電池、高容量と長寿命両立-大阪府大が正極材開発（2017/5/31 科学技術・大学）

リチウム―硫黄二次電池は理論エネルギー密度が高いが、可逆容量の小ささと電極反応時に多硫化リチウムが有機電解液に溶出し、容量が劣化するのが課題だった。

電池の劣化、分析容易に−広島大、X線で金属価数変化計測に成功（2017/5/25 科学技術・大学）

広島大学大学院工学研究科の早川慎二郎教授らは、通常X線源で電極反応の「イオン価数」(イオンの電荷の数)が変化する様子を計測することに成功した。... メッキ中の銅電極にX線を照射し、金...

固体型ナトリウム硫黄電池における充放電反応式を明らかにし、理論的に予測される電圧と放電容量の特性を初めて解明した。 ... これらの指標を理論的に予測するには、充電・放電反応によって...

有機物が酸化分解される過程で発生する電子を電極で回収、利用する。... 電極材料には安価な炭素繊維を選択。電極反応の効率化を促す改良を施した。

特に、複雑な化学反応の触媒となる化合物を細孔に導入すると、多彩な不均一系の反応を扱うことができるようになる。... また、センサーの開発に当たっては、検出対象物質や電子伝達体などの電極反応を担う物質が...

このような解析を系統的に進めていけば、電極反応メカニズムを担う重要な因子の解明につながる。 ... 私たちは、ナノ材料科学を自らの「コア・コンピタンスの強化」と位置付けており、電解質...

特に充放電の際に、電解液との界面となる電極表面で起こるさまざまな反応が充放電の速度や安定性を直接支配していると考えられる。... 電極材料の表面がどのような形態で、どのような原子種が最表面に出ているの...

物材機構、助触媒の機能解明（2012/5/30）

物質・材料研究機構ナノ材料科学環境拠点の増田卓也特別研究員らの研究グループは29日、固体高分子型燃料電池(PEFC)の電極反応で、白金触媒の働きを補強する「助触媒」のメカニズムを解明し...

物材機構、金属イオンの析出を原子レベルで観察（2012/4/30）

観察から化学反応式には現れない現象が明らかになり、同反応を利用した製品の高効率化につながる可能性がある。 ... 燃料電池の電極反応などに広く利用されているが、原子レベルでどのように...