MLCCはチタン酸バリウム製の誘電体とニッケル製の電極を薄く積層してつくる。静電容量を高めるには、ニッケル電極間の距離を小さくし、積層数も増やす必要がある。新製品は電極間の距離を従来品より2―3割縮め...

「小型化で電極間の距離を短くしたMLCCに車の高電圧をかけるとショートしやすくなるなどの可能性もあり、設計などに工夫が必要だ」(業界関係者)。

セパレーターにナノ粒子を配置し、リチウムや硫黄が反対側の電極に移ることを防ぐ。... リチウム硫黄電池はリチウムポリサルファイド(LiPS)が生じて電極間を行き来して容量が減る課題があ...

誘電率測定ではポリマーを電極で挟んで交流電流をかけて応答を測る。電極の取り付けや組み立てなどをロボット化すると不安定要素が増えるため、電極間距離は固定としフィルムを挿入するだけで測れる測定器を選定した...

吸着パッドの表面に8本の測定電極と4本の電源電極を配置して導電性スポンジを貼り付け電極間の抵抗を測る。... 電極ごとに密着具合が測れるため、吸着対象にどの方向から力がかかっているか推定できる。

熱化学電池は、熱起電力が有機熱電変換素子と比べて大きいことが特徴で、酸化還元電位を持つ電解質溶液に二つの電極を接触させたものである。... セルに温度差を与えると、双方の電極表面における酸化還元カップ...

単層グラフェン(GNR)で電極間を架橋し、単層グラフェンの上に制御電極を配置してスイッチのオンオフを切り替える。従来はオンオフを繰り返すと制御電極表面にグラフェンが張り付いてしまう課題...

イオン電解質ゲル膜の表と裏に金をメッキし、電極間の電圧を計測する。

また、Liイオンは電極間を直線的に移動せずにさまざまな方向に拡散し、伝導度低下につながる。... 充放電の間に局所的にLi濃度が濃くなる部分ができるとデンドライトが形成されるが、緻密な多孔膜が電極間に...

開発した超小型低温プラズマ生成装置は、直径1ミリメートルのガラス管上に銅電極を5ミリメートル間隔で二つ配置して電極間に高電圧を印加することでヘリウムのプラズマを生成できる。

現在流通している燃料電池は、「プロトン型」と呼ばれ、水素イオンであるプロトンが電解質膜を通って電極間を移動することによって発電する。しかし、電極触媒の白金が高コストであり、小型化のための高出力化も課題...

HEBMは、二つの近接した金属電極を極薄の超電導薄膜ストリップで接続した構造を有し、現在、1・5テラヘルツ以上のテラヘルツ周波数領域で、最も低雑音のヘテロダイン電磁波受信機を実現している。... この...

多端子電極を酸性分子水溶液に沈め、化学反応で生じる電流応答を情報処理に用いる。... 水溶液内の電気化学反応を多端子電極で計測する。100カ所以上の電極間過渡応答電流を自動で高速計測する。

正極材料と電解液の間にナノキューブを添加剤として少量加えるだけで、リチウムイオンの出し入れ速度が速まる。... 立方体形状のため電極表面との密着性が高く、分散性も高められた。 ...

植物の根に集まる微生物や自然界にある有機物の作用を利用し、電極間でイオンを移動させて電力を起こす。電極を土壌に差し込んだり、水中に入れたりするだけで電力を供給できる。... ビル内にある植栽の土壌で発...

もうひとつの選択肢となるビオロゲンと呼ばれる有機化合物は電解質に溶かして2枚のガラス電極間に流し込むため、液漏れなどの問題からデバイスの大型化が難しい。

このネットワークを多電極間に形成させてデバイスを作製し、電流―電圧特性を調べた。 ... さらに出力電極を変えることで応答性が変化することが分かった。 &...

板状の電極の端からプラズマを樹脂基材へ噴き出して成膜する機構を試作。... 従来法では基材を板状の電極で挟み、電極と基材の隙間にプラズマを生成し成膜していた。... 今回、大気圧プラズマ化学気相成長&...

そこでフラーレンを溶解した溶液からフラーレン結晶ナノ細線を作り、電極を二つ付けた。 ... 現在はこの原理実験と、同時に進められている単フラーレンに付けた電極とフラーレンの接続に関す...

電池の電極間を金属線で結線するボンディングヘッドを二つ設置した。これにより大型バッテリーのワイヤボンディング(電池セルの電極間を金属線でつなぐ工程)で課題となるサイクルタイムを短縮でき...