記事検索結果

骨芽細胞配列を分子が制御、阪大が解明疾患治療薬の開発に道（2021/11/2 科学技術・大学）

大阪大学の松垣あいら准教授、松坂匡晃大学院生、中野貴由教授らの研究チームは骨の強さにかかわるコラーゲン線維とアパタイト結晶の配列が骨内部で力を制御する分子によって決まることを突きとめた。&#...

低酸素状態で骨量増やす同志社大など解明、骨粗しょう症予防に道（2021/10/19 科学技術・大学）

生体の骨内部の観察で分かった。... 近赤外光で生体深部を観察できる「2光子励起顕微鏡」で生きたマウスの骨内部を観察した。... 従来、低酸素は破骨細胞形成を促すとされてきたが、極度の低酸素は破骨細胞...

阪大、“ミニ骨”作製再生医療へ応用期待（2020/7/31 総合１）

骨の主成分となるコラーゲン内部の細胞制御などで骨機能を再現した。... 骨表面で骨基質を形成するマウスの骨芽細胞を培養し、骨内部で骨細胞に変化(分化)させた。... 骨細胞は骨内部に存...

骨粗しょう症、骨の強さは病因で変化阪大が組織解明（2019/1/25 科学技術・大学）

大阪大学の中野貴由教授と石本卓也准教授らは、女性ホルモンやカルシウムの欠乏といった骨粗しょう症の原因によって、骨内部の繊維質の並び具合が真逆に変化することを突き止めた。... 骨粗しょう症の診断では骨...

血液細胞、育成環境維持遺伝子阪大が発見（2018/4/5 総合３）

大阪大学大学院医学系研究科の長澤丘司(たかし)教授らは4日、骨内部で血液細胞を育てる環境を維持する遺伝子を発見したと発表した。骨髄特有のCAR細胞でのみ発現する遺伝子「Ebf3」が、骨...

慶大など、血液中の不足カルシウムが骨内部からも補充されることを発見（2016/3/21 科学技術・大学）

慶応義塾大学医学部の松尾光一教授らは、筋肉や神経の働きに必要な血液中のカルシウムが不足した際に、骨の表面だけでなく内部のカルシウムも溶けて血液に補充されることを発見した。骨表面の溶解を抑えて骨の形状を...

探訪・先端研究/骨模倣インプラント−3Dプリンターで高機能化（2014/10/31）

骨は特定の方向にのみ機能を発揮させる必要があるという。いうなれば「等方性から異方性への転換」(中野教授)で大腿(だいたい)骨や尺骨など骨は、部位によって違う力を出せるよ...

申請されたのは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「産業技術実用化開発助成事業」の支援を受けて開発された「カスタムメイド人工骨」。3Dプリンターでの成形により、骨内部構造...

阪大、破骨細胞による骨の破壊機構を解明−リウマチ治療に道（2013/1/17）

大阪大学免疫学フロンティア研究センターの石井優教授らの研究グループは、マウスの頭頂骨や大腿(だいたい)骨の内部を観察し、「破骨細胞」が骨を壊していく様子の可視化に成功した。... これ...