記事検索結果

NVセンターは室温でスピンという量子性を発現できる極めて特別な性質を持つ。NVセンターは量子コンピューターというよりも量子センサーとしての開発が盛んだ。 ... 現在、ダイヤモンドN...

量子科学技術でつくる未来(96)光による量子制御量子を支える光技術（2023/6/1 科学技術・大学１）

高感度な磁場や温度計測を実現するダイヤモンド中の窒素―空孔(NV)センターによる量子センシングでも、電子スピン操作や読出しにマイクロ波が使われる。 ... (...

前回の連載で紹介されたように、炭素原子でできたダイヤモンド結晶格子内の窒素空孔中心(NVセンター)を使って、温度、電場、磁場の量子計測が可能である。

東工大など、EV電池の充電率推定誤差100分の1 高精度ダイヤ量子センサー開発（2022/9/9 科学技術・大学）

人工ダイヤモンド単結晶をベースに、窒素―空孔複合欠陥(NVセンタ)を含むダイヤモンドを作製。NVセンタの電流に伴う磁場変化をスピンの共鳴周波数として蛍光強度変化から読み取る。 ...

その結晶中にわずかに含まれる不純物「NVセンター」の量子効果を利用することで、従来技術の限界を超えた高感度・高精度で温度、磁場、水素イオン指数(pH)などさまざまな物理量の計測ができる...

2023概算要求/量研機構、ダイヤ量子ビット供給整備計算機産業への参入後押し（2022/8/29 科学技術・大学）

ダイヤモンドの窒素―空孔センター(NVセンター)を量子ビットとして利用する。... 従来はダイヤモンドの結晶成長時に窒素を混ぜることでNVセンターを作っていた。... そこで窒素イオン...

卓見異見/生命の謎に迫る量子科学技術研究開発機構理事長・平野俊夫（2022/3/7 ひとカイシャ交差点）

量子センサーとして注目のダイヤモンドNVセンターは、生きた細胞の内部の磁場や温度変化などを計測でき、医学・生命科学への応用が期待される。

卓見異見/量子でつながる人とモノ量子科学技術研究開発機構理事長・平野俊夫（2022/1/31 ひとカイシャ交差点）

このようなスピンフォトニクス、量子センサー、量子コンピューター、量子通信の中核となる量子ビットの代表例がダイヤモンドNVセンターだ。ダイヤモンドNVセンターは、量子ビームを用いて作られており、量子ビッ...

材料進化の最前線 NIMS最新成果(118)ダイヤモンド成長、量子デバイス高感度... （2022/1/26 科学技術・大学）

NVセンターの電子スピンは原子サイズのセンサーとして機能する。... これまでにデバイス応用に不可欠なNVセンター濃度の制御に目途が付いた。... NIMSはどのような要求にも応えられるNVセンター形...

量子科学技術でつくる未来(27)超省エネスマホイオン注入、NVセンター精密配列（2021/12/9 科学技術・大学）

宝石の王様ダイヤモンドが超高感度センサーになり、そのセンサーの心臓となるのが窒素―空孔(NV)センターであることを以前紹介した。高感度で性能の良い量子センサーを作る...

量子科学技術でつくる未来(24)超省エネスマホ（2021/11/18 科学技術・大学）

この欠陥は、窒素―空孔(NV)センターと呼ばれるもので、本来は炭素原子があるべきところに窒素原子が存在し、その窒素原子の隣の炭素原子が欠損している。NVセンターは赤色に発光する特徴を持...

天田財団、今年度前期の助成テーマ92件(中) （2020/10/8 機械・ロボット・航空機２）

【研究開発助成/一般研究開発助成(レーザプロセッシング)】▽吉田隆/名古屋大学大学院工学研究科電気工学専攻「積層金属―セラミックス複合テープにおける高精度導電性マイ...

生きた細胞のpH計測量研機構、ナノ量子センサー開発（2019/9/24 科学技術・大学）

特にナノダイヤモンドのうち結晶中に「NVセンター」という構造を持つものは緑色の光を当てると赤に光る性質があり、この性質を応用して温度や磁場、電場を計測することができる。研究チームは...

ダイヤパワー素子内の電界、ナノレベルで正確計測−東工大と産総研（2017/1/27 科学技術・大学）

東京工業大学の岩崎孝之助教と波多野睦子教授、産業技術総合研究所先進パワーエレクトロニクス研究センターの牧野俊晴研究チーム長らは、ダイヤモンド製パワーデバイス内部の電界をナノメートル(ナノは10...