【電子版】パリ・エッフェル塔、ストで閉鎖 エレベーター乗降ルール巡り

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  パリ随一の観光名所、エッフェル塔（7月27日、AFP時事）

【パリ＝時事】パリのエッフェル塔が1日夕、従業員のストライキのため閉鎖された。労働組合と経営陣の交渉が続いているが、営業再開のめどは立っておらず、夏休みでパリを訪れた日本人ら多くの観光客が困惑している。

　仏メディアによると、エッフェル塔は7月、設置されている2基のエレベーターを事前予約客と当日券購入客とで分ける新規則を導入。しかし、これにより、予約のない客が最大3時間待たされる一方、予約が少ない時間帯は予約客用エレベーターがほぼ空のまま運行される事態となり、客の不満が爆発した。労組は「不満をぶつけられた受付スタッフが疲弊している」とストの理由を説明する。

　エッフェル塔はパリ随一の観光名所で、昨年は600万人以上が訪れた。