[ ICT ]
(2019/7/2 12:00)
米アップルの工業デザインチームからここ数カ月に複数人が退社したが、そのうちの1人リコ・ゾーケンドーファー氏はロボット工学と家具の融合を目指すスタートアップ企業、バンブルビー・スペーシズに移籍した。
4月に移籍したゾーケンドーファー氏は現在、サンフランシスコを拠点とするバンブルビーでデザインを統括している。共同創業者のサンカーシャン・マーシー最高経営責任者(CEO)がブルームバーグ・ニュースに明らかにした。同社はベッドやクローゼット、収納家具をロボット作動装置に接続し、天井までつり上げてアパートの空間を広げる仕組みを開発。日中は部屋をオープンなリビングルームにし、夜には天井に格納されたベッドを下ろすことができる。
マーシーCEOによると、ゾーケンドーファー氏はバンブルビーで、家具のデザインやスマートフォンアプリのスタイルなどを主導している。同氏は15年余り勤務したアップルでは、「アップルウオッチ」など多数のデバイスに従事したほか、ジョニー・アイブ氏が率いていた工業デザイングループのメンバーとして、製品発売における幹部だった。アイブ氏は6月27日、独自にデザイン会社を創設するため約30年間務めたアップルを退社すると発表した。(ブルームバーグ)
Proud to announce that Rico Zorkendorfer joins team @bumblebeespaces! What will come is a new Bumblebee to the world! #makespaceforwhatmattershttps://t.co/zu3u3cykWp
— Sankarshan Murthy (@Sancartion) 2019年7月1日
(2019/7/2 12:00)