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[ 自動車・輸送機 ]
(2016/11/18 05:00)
トヨタ自動車は17日、電気自動車(EV)を開発する社内ベンチャーを12月に発足させると発表した。トヨタ、デンソー、アイシン精機、豊田自動織機から1人ずつ参加し計4人でスタートする。グループ内の技術やノウハウを結集するとともに小さな組織としてスピードを高め早期のEV投入を目指す。
4人が立案する事業企画をもとに今後、必要に応じた人員規模とする。具体的な商品投入時期は非公表。トヨタは電動車については全方位で開発を進めており、中でも燃料電池車(FCV)を「究極のエコカー」と位置づけ重きを置いてきた。ただ世界各地のインフラ整備や規制の状況からゼロエミッション車の品ぞろえ強化が必要となっており、EVについても早期の商品投入を目指す。豊田章男社長は「ベンチャー組織として、スピード感のある仕事の進め方を確立することでトヨタやトヨタグループの仕事の進め方改革をけん引してほしい」とのコメントを出した。
(2016/11/18 05:00)