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[ エレクトロニクス ]
(2017/6/7 05:00)
NECは手を使わずに個人認証できるイヤホン型の「ヒアラブルデバイス」の実証実験用プロトタイプ(写真)を開発した。独自の耳音響認証技術を実装しており、ハンズフリーで視界を遮ることなく個人認証を行える。多様な実証実験を通して、新たなコンピューティング用途を提案する。
開発したヒアラブルデバイスはマイクやスピーカーに加え、顔の向きや姿勢、移動情報などを常時検出できる9軸モーションセンサーを搭載した。
スマートフォンなどと近距離無線通信規格「ブルートゥース」で接続し、インターネット上のクラウドと連携することで多様なサービスを利用できる。
地下街やビル内のように全地球測位システム(GPS)信号の届きにくい屋内でも利用者の位置を推定することが可能。
手首や首などに装着するウエアラブル端末と比べ、ノイズの少ない部位から安定して生体情報を取得できる。歩いたり、走ったりしている状態でも生体情報を収集できる。
(2017/6/7 05:00)
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