[ エレクトロニクス ]

赤間板金、繊細な「響き」表現した高音質スピーカー、小型開発

(2017/8/2 05:00)

  • 自然な音色を実現した独自のスピーカーの商品群

【札幌】赤間板金(北海道岩見沢市、赤間年幸社長、0126・22・4396)は、小型化した高音質スピーカー「rain speaker junior(レイン・スピーカー・ジュニア)」を開発した。低音が引き締まって聞こえるよう、4重構造の円筒を内蔵。またスピーカーユニットを双方向に向けて機器の両先端に搭載しており、自然な音色を実現した。9月の販売を目指す。

既存機種のレイン・スピーカーは「雨音のような繊細な響き」(赤間社長)を表現できるとして、2016年9月に発売した。外装は銅板や真ちゅう板、アルミニウムなどの金属を使用する。

今回開発したレイン・スピーカー・ジュニアは、本体の全長を従来の448ミリメートルから370ミリメートルに小型化するなど、より手軽に使用してもらえるように開発した。既存機種の価格は9万5000―11万1000円程度だが、新開発の機種は7万5000円程度を見込む。

赤間板金は、屋根などの建築板金業を手がける。積雪のある冬季の仕事を生み出すため、新規事業の創出を模索。赤間社長が音楽好きだったこともあり、技術力を生かしてレイン・スピーカーの開発につながった。

レイン・スピーカーは北海道岩見沢市のふるさと納税の返礼品に採用されているほか、同社でも7月までに計27台を販売している。

(2017/8/2 05:00)

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