ＡＮＡの４―６月期、営業益最高 旅客・貨物好調

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ＡＮＡホールディングス（ＨＤ）が２日発表した２０１７年４―６月期連結決算は、売上高、営業利益、経常利益が過去最高となった。売上高は前年同期比１１・７％増の４５１７億円、営業利益は同８０・０％増の２５４億円、当期利益は同７・７倍の５１０億円。格安航空会社（ＬＣＣ）ピーチ・アビエーションを連結子会社化したことで、評価洗い替えによる３３８億円の特別利益が発生した。

旅客収入は国内線が前年同期比２・７％増、国際線が同１３・１％増となった。国際線の貨物収入も同３１・３％伸びた。

期初計画比で約１００億円の増収、経費も予算内で収まったものの１８年３月期の業績見通しは据え置いた。福沢一郎執行役員は「（業績予想修正は）夏場の状況を把握した上で判断したい」と説明した。