[ ICT ]
(2017/11/11 06:00)
(ブルームバーグ)中国の電子商取引会社、アリババ・グループ・ホールディングが11月11日に行う「独身者の日」セールが今年も始まった。出だしは好調で、開始から2分で総取引額は10億ドル(約1130億円)に達した。
世界の少なくとも192カ国の買い手が「iPhone(アイフォーン)」や冷蔵庫、ロブスターなどを求めて独身の日セールに押し寄せた。セールを盛り上げるためのイベントには、テニスのマリア・シャラポワや米国のラッパーであるファレル・ウィリアムスが参加した。この時点で売買の93%は携帯電話を通じて行われた。
アナリストらは1日の総取引額として過去最高になると見込んでおり、シティグループは前年比31%増の1580億元(約2兆7000億円)と予想。伸びは前年のわずか半分にとどまるものの、独身の日セールはブラックフライデーやサイバーマンデーをもしのぐ勢いとなりそうだ。
(2017/11/11 06:00)