【電子版】ミクシィ、チケット転売から撤退 「チケキャン」閉鎖へ

高額取引で批判相次ぐ

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  「チケキャン」は買い占めや高額転売ケースが相次ぎ批判が高まっていた

　ミクシィは27日、子会社が運営するチケット転売サイト「チケットキャンプ（チケキャン）」を来年5月末で閉鎖し、事業から撤退すると発表した。買い占めや高額で転売されるケースなどが相次ぎ、批判が高まっていた。

　チケキャンは、登録したユーザー同士がコンサートのチケットなどを売買するサービス。運営している子会社のフンザ（東京）が商標法違反などの容疑で警察の捜査を受け、今月上旬からサービスを停止していた。

　事業からの撤退に伴い、特別損失77億円を計上。フンザの笹森良代表取締役は27日付で辞任し、同社取締役を兼ねるミクシィの森田仁基社長は6カ月間、報酬を全額返納する。（時事）