古河電工、6912本内蔵の光ファイバーケーブル

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古河電気工業は、外径が従来品とほぼ同じ２９ミリメートルのケーブルに、６９１２本の光ファイバーを内蔵した光ファイバーケーブル（写真）を発売した。ケーブルの断面積に対する光ファイバーの本数（コア密度）が世界最高水準という。データセンター（ＤＣ）同士や、ＤＣと基地局をつなぐ際に有用で、省スペース化や大容量通信を可能にする。

ＩｏＴ（モノのインターネット）や第５世代通信（５Ｇ）の普及に向け、ＤＣが増加していることを背景に市場投入した。通信事業者やＣＡＴＶケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）事業者の需要を見込む。関連製品を含め、２０２０年までに年間４０億円の売り上げを目指す。