機械技術9月号／生産性を高める！切りくず対策の最前線

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  「機械技術」９月号の表紙

日刊工業新聞社が２５日に発行する「機械技術」９月号は、「生産性を高める！切りくず対策の最前線」を特集する。

切削加工を行う上で避けて通れない「切りくず問題」。切りくずをスムーズに排出できれば、工具への絡みつきや治具への噛み込みなどを防止でき、加工品質の向上や作業の効率化につながる。

総論は、新井技術教育研究所所長の新井実氏が「切りくず問題を考えるうえで知っておきたい切りくず生成のメカニズム」をテーマに執筆。切りくず形状の決まり方や折れやすい切りくずが成形される条件などを豊富な図を交えて紹介する。

解説では、切りくずを上手にコントロールするためのチップブレーカーや切削油剤の選び方を紹介。事例では２輪車用アルミホイール製造を手がける城北機業（浜松市東区）を訪問。アルミニウムの旋削加工での切りくずトラブル防止の取り組みをリポートする。切りくずを細かく分断できる自動旋盤や切りくず排出性能に優れた溝入れ工具など、スムーズな切りくず処理に役立つ最新の工作機械・工具も取り上げる。