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HPEがIntelligent Data Platformを強化し、自律型運用とStorage Class Memoryにより、比類ない俊敏性と事業継続性を実現

(2020/6/11)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:HPE

HPEがIntelligent Data Platformを強化し、自律型運用とStorage Class Memoryにより、比類ない俊敏性と事業継続性を実現

・HPE Primeraが自律的で自己最適化されたシステム運用を実現 ・HPE InfoSightのクロススタック分析機能をHyper-Vに拡張 ・HPE PrimeraとHPE Nimble Storageに、All-NVMeおよびStorage Class Memoryのサポートをそれぞれ追加 ・3サイト間レプリケーションと瞬時の非同期レプリケーションにより、ミッションクリティカルな災害復旧を実現


※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下:HPE)が、2020年6月10日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文は以下をご参照ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2020/06/hewlett-packard-enterprise-advances-the-intelligent-data-platform-to-deliver-unmatched-agility-and-business-continuity-with-autonomous-operations-and-storage-class-memory.html

HPEは本日、HPE PrimeraとHPE Nimble Storageの機能強化を発表しました。この機能強化には、AI駆動、自己回復、自己最適化システムが含まれ、リアルタイムの自律型運用を実現します。これはIntelligent Data Platformへの包括的なアップデートの一環として、as-a-serviceモデルで提供する、AI駆動型、クラウドのために構築されたソリューションで、画期的なアプリケーションの可用性とパフォーマンス、俊敏性、自動化機能を実現します。新機能は以下の通りです。

・HPE Primeraに組み込まれたAI機能によるシステム運用の自己最適化、およびHyper-Vに対応したHPE InfoSight の高度なクロススタック分析機能

・HPE PrimeraとHPE Nimble Storageのグローバルサイトにおける3サイト間レプリケーション、およびHPE Primeraの瞬時の非同期レプリケーションによる障害復旧

・HPE PrimeraのAll-NVMeへの対応によりパフォーマンス密度を向上、HPE Nimble StorageのStorage Class Memory対応による2倍速の応答時間

・HPE Primeraの仮想化とコンテナに最適化されたオンデマンドストレージ自動化


HPE Primera


HPE Nimble Storage


HPE PrimeraとHPE Nimble StorageのVP兼GMであるオマー・アサド(Omer Asad)は次のように述べています。「組織は、事業継続の維持にあたってこれまで以上にデータを保護することで業務を効率的かつ中断なく遂行できるよう取り組むことが必要になっています。HPE PrimeraおよびHPE Nimble Storageのお客様は、イノベーションを加速させ、変化する状況への適応に注力する中、アプリケーションに妥協することなく、HPE GreenLakeを利用することでキャッシュフローを維持できます。HPEは、リスクを軽減し、データ保護に伴う複雑さを排除し、コストを削減するとともに、AIを活用してリアルタイムで自己最適化する、世界で最もスマートなストレージを提供することで、お客様は俊敏性と信頼性を備えたインフラを運用することが可能になります。」

Deloitte Services社のDeloitte ITS部門シニアマネージャーであるスコット・フッド(Scott Hood)氏は次のように述べています。「HPEは当社のストレージ戦略の開発における協力者であり、HPE Primeraに移行したことで、堅固なインフラを提供することができました。 当社では、HPE Primeraを使用しているミッションクリティカルなアプリケーションがあり、管理が簡単で自己最適化されたインフラを保有することで、ITシステムの管理に割く時間を短縮し、その分お客様へのサービスに集中することが可能になりました。」

昨今の企業はビジネスのスピード、俊敏性、イノベーションを加速させるために、既存のアプリケーションをサポートしながら、新しいアプリケーションの迅速な展開に取り組もうとしています。しかし、ミッションクリティカルなアプリケーションやデータを支えるインフラの管理、チューニング、サポートに追われているIT部門がそのような取り組みに対応することが不可能な状況にあるため、信頼性を優先し、俊敏性を犠牲にせざるを得なくなっています。このような背景から、ミッションクリティカルなアプリケーションやデータのパフォーマンスと可用性を損なうことなく、クラウドの利便性を実現するプライマリストレージソリューションへのニーズが高まっています。HPE PrimeraとHPE Nimble Storageは、パブリッククラウドと従来のエンタープライズストレージの運用にあたって、信頼性を担保しながら俊敏性を発揮できるよう、as-a-serviceモデルを体験できるHPE GreenLakeを通じて提供することに加え、アプリケーションの常時利用可能な状態を保つインテリジェンスと自動化を実現します。

Grove City Collegeの最高情報責任者(CIO)であるヴィンス・ディスタシ(Vince Distasi)氏は次のように述べています。「Grove City Collegeでは、教室での座学だけでなく魅力的なビデオ講義やオンラインコースなどの卓越した学習機能を、テクノロジーを利用して提供しています。HPE 3PARの顧客として可用性が非常に重要であると認識しており、HPE Primeraとその100%の可用性保証について非常に興味を持っています。私たちが必要とする安心感が得られるだけでなく、既存の HPE 3PAR アレイを維持したまま、障害復旧サイトに移動させて、データ保護を強化できるという点が素晴らしいと思います。現時点で、HPE Primeraは期待を上回る体験をもたらしています。設定と導入のプロセスは透過的かつシームレスでしたし、本番稼働を迎えてからは、常に変化するキャンパスコミュニティに対して、新しく、より良いサービスを提供する能力を私たちに提供してくれています。」

米国ワシントン州の公共事業者Clark Public UtilitiesのCIOであるマイク・ハリス(Mike Harris)氏は次のように述べています。「自営の公共事業者として、私たちはITリソースを最大限に活用することで、競合となる大手の公共企業と同レベルのイノベーションをお客様に提供することに尽力しています。問題の対応に貴重な時間を割かなくて済むことが、HPE Nimble Storageを高く評価している理由です。HPE InfoSightの優れた予測分析機能のおかげで、ストレージ環境に予期しない問題は発生しないという安心感が持てることは、とても大切なことです。アプリケーションを俊敏に利用し続けることができることもまた大きな優先事項であるため、パフォーマンスと事業継続性を促進するHPE Nimble Storageの進化に期待しています。」

〈自律型運用とクロススタック分析で問題発生を回避〉
変化のテンポが速い今日、IT部門も事業部門も、データセンターでの障害や問題の解決に時間を費やす余裕はありません。インフラ管理のための最先端のAIであるHPE InfoSightは、ストレージから仮想マシン(VM)にいたるまで問題を予測して防ぐことで、IT部門がビジネスの優先事項に集中できるようにします。HPEはインテリジェンスを次のレベルに進化させ、HPE Primeraは自動的にインテリジェンスに基づく対応をすることで、ミッションクリティカルなアプリケーションの常時かつ高速利用を可能にします。

HPE PrimeraにはAIエンジンが組み込まれ、グローバルにトレーニングされた機械学習モデルを処理して、アプリケーションの動作やパフォーマンスのパターンに対するリアルタイム予測を提供します。現在のHPE Primeraは、予測に基づいてリソース利用をインテリジェントかつ動的に最適化することで、システム運用をリアルタイムに自己最適化し、高速かつ予測可能なパフォーマンスを実現します。

仮想化インフラの複雑さにより、アプリケーションのパフォーマンスとリソースの管理は、IT部門にとって困難で時間のかかるものとなっています。HPE Nimble StorageのためのHPE InfoSightは、VM管理を根本的に簡素化でき、Hyper-V環境においてもクロススタック分析機能を活用して、ストレージとVM間のパフォーマンス異常や活用されていない仮想リソースを正確に示すことを実現できます。

〈グローバルサイトにおける瞬時のデータ復旧と自動保護を実現〉
アプリケーションを確実に保護するには、データを複数のロケーションに配置する必要があり、あらゆるサービスレベル契約(SLA)に対応するためにはサイト間で柔軟なオプションが必要です。HPE Primeraは、100%のデータ可用性が保証されたことでミッションクリティカルなストレージの業界水準を引き上げ、強化されたHPE Peer Persistence機能を提供します。HPE Peer Persistenceにより、広範にわたる災害からの復旧に向け第3のサイトに柔軟にレプリケーションを実行して、透過的な事業継続を可能にすると同時に、分単位での目標復旧ポイント(RPO)で長距離における瞬時の非同期レプリケーションを実現します。

HPE Nimble Storageを使用することで、企業は、99.9999%の可用性と、2サイト間の自動フェイルオーバー機能を持つHPE Peer Persistence、そしてオンプレミスまたはクラウドへの長距離での非同期レプリケーション機能を備えた、可用性の高いプラットフォームを手に入れることができます。現在、マルチサイトレプリケーションはクラウドを含む3サイトに対応し、クラウド上でテスト/開発や分析にデータを使用するための柔軟性を提供すると同時に、広範にわたる災害からの保護を実現します。

HPE PrimeraとHPE Nimble Storageの両製品では、専門的なストレージスキルや追加のソフトウェア料金、専門サービスが不要で、レプリケーションのコンフィグレーションは数分で完了します。

〈All-NVMeとStorage Class Memoryによりアプリケーションを高速化〉
企業が要求の厳しいワークロードに対して最速のデータ応答時間を実現するためには、NVMeやストレージクラスメモリ(SCM)などの次世代プロトコルやソリッドステートメディアのメリットと経済性を最大限に引き出す、適切な基盤となるストレージアーキテクチャが必要です。HPE Primeraは、マルチノード、オールアクティブアーキテクチャで設計されており、I/Oの75%を250μs以下のレイテンシ(*1)に収める超低レイテンシを実現しています。現在、HPE Primeraはall-NVMeをサポートし、その超並列アーキテクチャによって、より高いパフォーマンス密度を実現しています。SAP HANAの場合、all-NVMeを搭載したHPE Primeraは、現在、半分の価格で2倍のSAP HANAノード数をサポートしています(*2)。

SCMは、メモリスピードにおいては圧倒的な可能性をもたらしますが、永続ストレージ層としてはコストが高くなります。他のベンダーとは異なり、HPE Nimble Storageは、ハイブリッド構成で読み取りパフォーマンスを効率的に最適化するキャッシュアクセラレーションファイルシステムで独自に設計されています。このアーキテクチャは、SSD永続トストレージを備えたSCMキャッシュに最適化されており、オールフラッシュアレイに近い価格で、平均250μs以下のレイテンシ(*3)で2倍速の応答時間を実現しています(*4)。

〈自動化されたオンデマンドストレージでアプリケーション開発を加速〉
あらゆる業種でハイブリッドクラウドにわたるアプリケーションの開発と展開の変革が進んでいます。IT 部門では、進化する仮想化環境やコンテナ環境をサポートするために、ストレージインフラはより俊敏で、自動化が強化され、ポリシー主導であることが必要とされています。仮想化の場合、仮想ボリューム(vVols)は、VM中心のデータサービスとポリシー主導の自動化により、ストレージ運用を合理化します。HPE PrimeraはHPE Nimble Storageと同様にvVolsの機能をサポートし、VMwareのSite Recovery Managerのサポートによる障害復旧など、包括的なvVols機能を提供します。

VMware社のマーケティング担当VPであるリー・キャスウェル(Lee Caswell)氏は次のように述べています。「VMwareとHPEはアプリケーション開発のペースが加速している中、ストレージの管理がもっと簡素化されるよう共に取り組んでいます。HPE StorageはVMware Virtual Volumes™(vVols)の採用における有力なパートナーとして、VMware Cloud FoundationをベースとするハイブリッドクラウドにわたるVMware vSphere環境にあるモダンアプリケーションのストレージプロビジョニングの自動化にあたって、全世界のお客様を支援しています。」

コンテナの場合、組織にとってはステートフルアプリケーション用の永続ストレージが必要で、開発者のセルフサービス自動化を可能にするソフトウェアデファインドストレージが求められています。HPE PrimeraはHPE Nimble Storageと同様に、Kubernetes用のCSI Driverをサポートし、動的なプロビジョニングとエンタープライズデータサービスのための開発者中心のストレージ利便性を提供します。 これにより、HPE Container Platformを含むコンテナオーケストレーションプラットフォーム上に展開されたミッションクリティカルなアプリケーション向けの永続ストレージを実現します。

〈提供開始時期〉
HPE Primeraの次世代OS「Primera OS 4.2」は、有効なサポート契約を締結しているHPE Primeraのお客様向けに、追加料金なしで2020年第3四半期よりグローバルで提供を開始します。

HPE Primera All-NVMeは、直販およびチャネルパートナーを通じて提供します。

HPE Primeraに対応した「HPE CSI Driver for Kubernetes 1.1.1」は現在利用可能です。

HPE Nimble Storage 1.5TB Storage Class Memoryアダプタキットは、既存および新規のHPE Nimble Storage AF60オールフラッシュアレイおよびHPE Nimble Storage AF80オールフラッシュアレイ用に、現在、直販およびチャネルパートナーを通じて入手可能です。

HPE Nimble Storage 3 Site Replicationは、有効なサポート契約を締結しているHPE Nimble Storageのお客様向けに、NimbleOS 5.2リリースの一部としてグローバルに提供しています。

HPE InfoSight Cross Stack Analytics for Hyper-Vは、有効なサポート契約を締結しているHPE Nimble Storageのお客様向けに、2020年7月よりグローバルで提供開始します。

〈参考資料〉
HPE PrimeraとHPE Nimble Storageの詳細については、以下のブログをご参照ください。
https://community.hpe.com/t5/around-the-storage-block/primary-storage-news-for-hpe-primera-and-hpe-nimble-storage/ba-p/7089537

HPE Primera:
https://www.hpe.com/jp/ja/storage/hpe-primera.html
HPE Nimble Storage:
https://www.hpe.com/jp/ja/storage/nimble.html
HPE InfoSight:
https://www.hpe.com/jp/ja/solutions/infosight.html

〈注記〉
*1 HPE Primeraオールフラッシュのインストールベース全体で、リード/ライト要求の75%がレイテンシ250μs以内。
*2 HPE PrimeraオールフラッシュとHPE Primera all-NVMeを比較したHPE内部テストに基づく。
*3 HPE Nimble Storage AF80でOracleデータベースを実行しているSCMの有無を比較したHPEのデモに基づく。
*4 1.5TB Storage Class MemoryFIOアダプタキットを装着したHPE Nimble Storage AF80の10%ASP差に基づく。

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-serviceとして提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。

VMware、vSphere、VMware Virtual Volumes、VMware Cloud Foundationは、VMware, Inc. またはその子会社の米国および各国での登録商標または商標です。

■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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■お客様からのお問い合わせ先
(記事掲載時のお問合わせ先もこちらでお願いいたします。)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 (携帯、PHS:03-5749-8279)
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/

(C)2020 Hewlett Packard Enterprise Development LP
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