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凸版印刷、遠隔体験用デバイス「IoANeck(TM)」を正式販売開始

(2021/3/26)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:凸版印刷株式会社

凸版印刷、遠隔体験用デバイス「IoANeck(TM)」を正式販売開始

首にかけるだけで体験を伝えることができる「IoA遠隔体験サービスパック」を2021年4月より提供開始

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、遠隔地にいる人と体験を共有できるウェアラブルデバイス「IoANeck(TM)(IoAネック)」を2019年9月に開発。さまざまな場面で試験利用されています。このたび「IoANeck(TM)」を製品化し、簡単に遠隔体験サービスを導入できる「IoA遠隔体験サービスパック」を2021年4月より提供開始します。


IoANeck(TM) (C) Toppan Printing Co., Ltd.
■ サービス提供の狙い
 新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに、密集を回避する「新しい生活様式」への変容が進む中、博物館や企業のショールームなど、体験施設の運用方法の変更が迫られ、遠隔による施設案内・商談に対応できるサービスのニーズが高まっています。Web会議システムやライブ配信などを用いた方式が模索されていますが、遠隔地のユーザーに現地ならではの体験を提供できるレベルに到達できていません。
 このような課題に対して、凸版印刷は簡単に遠隔体験サービスを導入できる「IoA遠隔体験サービスパック」の提供を開始。「IoA遠隔体験サービスパック」は、自分がそこにいるかのような感覚で遠隔体験を可能にする「IoA仮想テレポーテーション」技術と、「IoANeck™」の製品版を組み合わせることで、これまでの対面接客の運用に近い形でコミュニケーションが可能を可能にします。

■ 「IoANeck™」製品版について
1. 「IoANeck™」一台で複数拠点と繋がり、「新しい生活様式」に合わせた遠隔体験を実現
2. 遠隔地のユーザーの意思をハプティクス(※1)を使って、分りやすく伝達
3. 連続した施設案内(90分程度)の装着に耐えられるよう、人間工学に基づき筐体を設計

 「IoANeck™」は、前面に搭載された端末から映像やさまざまなコンテンツの送受信が可能です。装着した人が見たり聞いたりしたものを、遠隔地にある画面を通じて臨場体験できるデバイスです。このデバイスはクラウドを介して、複数人がアクセスすることができます。また、装着部分に振動機構を搭載し、遠隔地で画面を見ている人が、コントローラーを通じて「IoANeck™」を振動させることで、進行方向や向きの指示を出すことができます。これにより、騒音下でもコミュニケーションを図ることができます。
IoANeck(TM)外観  (C) Toppan Printing Co., Ltd.
IoANeck(TM)の主な機能  (C) Toppan Printing Co., Ltd.
■ 「IoA遠隔体験サービスパック」について
以下をサブスクリプション形式(月額制)で提供します。
1. 遠隔体験用デバイスIoANeckTM 1台
2. 遠隔体験用クラウド5ユーザーアクセス権(配信1:視聴4)
3. 運用サポート・保守サービス
※提供内容はご契約内容により変動します。

■ 提供価格

IoA遠隔体験サービスパック 提供価格 (C) Toppan Printing Co., Ltd.
■ 導入シーン・期待効果
1. 企業ショールーム
 自社のショールーム見学を簡単に遠隔対応。インターネット経由のため海外から見学対応も可能です。他拠点のショールーム同士をつなぎ商談の幅を拡大したり、イベント会場などとつなぐことで、自社ショールームをそのまま展示ブースの一部として活用したりできます。

2. 工場見学・ライブコマース
 自社の工場見学を簡単に遠隔化。例えば、食品・飲料工場の見学の中で、原材料の生産現場とつなぎ、商品価値のさらなる向上、視聴者の購買意欲を遠隔体験で喚起します。

3. 企業視察・監査
 企業視察や監査を簡単に遠隔化。現地確認が必要な業務をサポートします。現地の証跡も即時にデータ化し、クラウドによる共有が可能です。

■ 今後の目標
 凸版印刷は「IoANeck™」を始めとした「IoA 仮想テレポーテーション」による遠隔体験サービスや関連するビジュアルソリューションでの利用を進め、需要が見込まれる、スポーツや教育、観光、不動産分野への導入を進め2025年度までに関連受注含め50億円の売り上げを目指します。

■ 凸版印刷の「IoA 仮想テレポーテーション」の取り組みについて
 IoA(Internet of Abilities:能力のネットワーク)は東京大学大学院情報学環 暦本純一教授により提唱された未来社会基盤で、人間とテクノロジー・AIが一体化し、時間や空間の制約を超えて相互に能力を強化することを実現します。凸版印刷は、暦本教授との共同研究の成果をもとに「IoA仮想テレポーテーション(R)」の開発を行い、2019年4月より企業向けにさまざまなサービスを開始しています。
 「IoA仮想テレポーテーション」の活用例としては、遠隔観光体験、遠隔教育、不動産の遠隔内見などへの活用が期待できます。

※1 ハプティクス
 触覚を主とした利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得るユーザーインターフェース技術です。

* 「仮想テレポーテーション」は凸版印刷株式会社の登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以 上

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※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

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