マウザーが新たに静電容量式タッチユニットを装備するルネサス エレクトロニクスのRL78/G23低消費電力MCUの取り扱い開始

最新の半導体及び電子部品の幅広い品揃えと、新製品をいち早く市場に投入することに注力する、ネット販売商社のマウザー・エレクトロニクス（Mouser Electronics、本社：米国テキサス州マンスフィールド、以下：マウザー）は新たにルネサス エレクトロニクス（ルネサス エレクトロニクス株式会社、本社：東京都江東区、以下：ルネサス）社製RL78/G23マイクロコントローラの取り扱いを開始いたします。RL78/G23マイクロコントローラはルネサスRL78ファミリーのマイクロコントローラと互換性があり、消費者および産業向けモノのインターネット（IoT）アプリケーションのため、16ビット性能の向上と低消費電力をエンジニアに提供します。



RL78/G23マイクロコントローラの詳細

ルネサスRL78/G23マイクロコントローラは、新たなプロセスと機能を利用して周辺機能と効率性を拡張しながら低電力消費を実現するため、家電や産業機器にいたるまで様々なアプリケーションに適しています。CPU稼働時で44µA/MHz、停止時の4KB SRAM保持で210nAという低電力消費のため、現シリーズのマイクロコントローラよりも高い性能を提供します。また、新たに実装されたスヌーズモードシーケンサー（SMS）は、周辺機器の動作がスヌーズモードの際にCPUの起動を不要とするため、断続的な動作を必要とするアプリケーションの効率性を大幅に改善します。

また、32MHzまでで1.6V～5.5Vという広い動作電圧範囲と、768KBまでのフラッシュメモリも特徴です。本製品のロジックおよびイベントリンクコントローラ（ELCL）は、従来のイベントリンクコントローラ(ELC)が実現する低電力消費から引き続き恩恵を受けながら、複数イベントへの条件付きリンクの作成を可能にします。RL78ファミリーで初の初の静電容量式タッチセンシング装置（CTSU2L）、優れた高感度および低ノイズの特性を兼ね備えており、消費者および産業向けコントロールサーフェスに最適な非接触型でかつジェスチャーベースのユーザーインターフェースの実装に利用することができます。

同様にマウザーで取り扱い中の「RL78/G23高速プロトタイピングボード」は、RL78/G23マイクロコントローラを使い、様々なアプリケーションのプロトタイピングを目的に設計されています。このボードには、ArduinoUnoおよびGroveインターフェースが標準装備されており、マイクロコントローラのすべてのピンにアクセスできる高いスケーラビリティを提供します。

RL78/G23マイクロコントローラについての詳細は下記URLをご参照ください。
https://www.mouser.com/new/renesas/renesas-rl78-g23-mcus/

マウザーはグローバルの正規代理店として、最新の半導体および電子部品を世界で最も豊富な品揃えで提供しており、即時出荷が可能です。マウザーは各製造元メーカーからの完全なトレーサビリティのある、完全認定済み純正品のみをお客様にお届けしています。またマウザーのウェブサイトでは、より迅速な設計開発のお役に立てるよう、テクニカルリソースセンター、製品データシート、メーカーリファレンスデザイン、アプリケーションノート、技術設計情報、エンジニアリングツール、その他にも便利な情報をとりまとめた豊富なライブラリを提供しています。


マウザー・エレクトロニクスについて

バークシャー・ハサウェイ社のグループ企業であるマウザー・エレクトロニクスは、提携する大手メーカーの新製品のいち早い販売に尽力する、半導体と電子部品の正規代理店です。世界中の電子設計技術者とバイヤーに向けて、当社のウェブサイト mouser.com は、多言語・多通貨に対応し、800社を超えるメーカーの1,100を超える取り扱い電子部品ブランドから500万点以上の製品を掲載しており、世界27カ所のサポート拠点には、現地の言語、通貨、時間帯で対応できる熟練したカスタマーサービスセンターを設置しています。また、米国テキサス州ダラスに、9万平方メートル（東京ドームの約2倍）におよぶ最新鋭の物流センターを整備し、223カ国63万人以上のお客様に向けて製品を発送しています。詳しくは、http://mouser.comをご覧ください。

商標
マウザーおよびMouser ElectronicsはMouser Electronics, Inc.の登録商標です。その他記載されているすべての製品名、ロゴおよび会社名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000071719.html