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先行きに対する警戒感が解消されない中、ベントレーが半期決算で過去最高を更新

(2021/8/2)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ベントレーモーターズジャパン

先行きに対する警戒感が解消されない中、ベントレーが半期決算で過去最高を更新

ベントレーモーターズは本日、2021年上半期の業績が販売台数、営業利益ともに創業102年の歴史で過去最高を記録したと発表しました。



営業利益は上半期だけでこれまでの通年決算の最高記録を上回る1億7,800万ユーロを達成。販売台数は、新型コロナウイルス感染拡大前の2019年上半期が4,785台であったのに対し、2021年上半期は7,199台となり、50%増加しました。


販売台数の内訳は、ベンテイガ 2,767台、コンチネンタルGT 2,318台、フライングスパー 2,063台と、3車種がほぼ均等でした。

販売台数トップは依然としてベンテイガであり、発売以来はじめて全市場で受注できるようになったことが寄与しました。また、ベンテイガにはハイブリッドモデルとSモデルが加わることがすでに発表されています。第三世代の登場から3年となるコンチネンタルGTシリーズは、2021年下半期にコンチネンタルGTスピードの発売が控えていることもあり、販売台数の大幅な伸びが期待されます。フライングスパーはベントレーにとって最大の市場となった中国での販売開始とV8モデルの投入効果により、シリーズ全体で世界販売台数の29%を占め、好調でした。

上半期決算は増収増益となりましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が下半期にどう現れるか、先行きは不透明です。感染者数は世界各地で増加傾向にあり、最悪の場合は生産に影響する可能性があります。また、ディーラーの営業自粛等によって販売面・財政面で厳しい状況に陥ることも予測されます。

ベントレーモーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは次のようにコメントしています。

「ベントレーは『ビヨンド100』戦略を掲げ、2030年までに持続可能なラグジュアリーモビリティのリーディングカンパニーとなることを目指していますが、上半期の業績はこれを後押しする重要なマイルストーンです。好調な市場に支えられたことはもちろん、ラインアップの見直し、事業の再構築、3つの危機への対応、2030年に向けた戦略の策定など、この3年間の真摯な取り組みが実を結んだと考えています」

「弊社は生産性向上と費用対効果によって徹底的な組織改革を推進してきました。売上高利益率の2桁達成は、持続可能なビジネスモデルの実現に向けたこうした方針が間違っていなかった証です」

「上半期は好調であったものの、今年後半も様々なリスクが懸念されるため、通年見通しを単純に楽観視することはできません。特に、新型コロナウイルスに感染して自主隔離を求められる従業員が増えていることが問題です」

「こうした状況ではありますが、弊社の財務体質は健全でありますので、ベントレー史上最大規模の改革と投資を実行する『ビヨンド100』戦略を継続し、10年以内に全ラインアップを電動化するとともに、不況に強く回復力のあるラグジュアリーカーメーカーとして世界のベンチマークとなることを今後も目指していきます」

2021年上半期の収益は13億2,000万ユーロでした。コロナ禍前の2019年上半期が8億3,480万ユーロでしたので大幅な増加となりました。営業利益は1億7,800万ユーロ、売上高利益率は過去最高の13%でした。

半期の過去最高を更新するのは2014年以来です。2014年は半期収益が8億8,700万ユーロ、営業利益が9,520万ユーロで、通年の営業利益もそれまでの過去最高となる1億7,000万ユーロを記録しましたが、2021年は上半期だけでそれを上回る結果となりました。

販売台数はすべてのグローバル市場で伸長し、地域差が縮小しています。中国は約10年ぶりに販売台数トップとなり、2,155台を販売しました。南北アメリカは中国に僅差の2,049台、欧州は1,142台と好調を維持しました。南北アメリカと欧州ではコンチネンタルGTスピードとベンテイガSへの期待が高く、両モデルとも今後数ヶ月以内の発売を予定しています。アジア太平洋地域は778台、ベントレーが本社を置く英国は554台で、中東・アフリカ・インドの521台をわずかに上回りました。ディーラーネットワークも拡大し、現時点で世界67か国に240店舗を展開しています。

今年は9つのニューモデルが続々と導入される重要な年でもあります。中でも、ベンテイガハイブリッドとフライングスパーハイブリッドという2つのハイブリッドモデルは、ベントレーの『ビヨンド100』戦略における電動化の要となります。

上半期実績



上半期販売台数



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