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【ラディクールジャパン社】日産と自動車用放射冷却部品の共同開発をスタート

(2021/11/2)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ラディ クール ジャパン株式会社

【ラディクールジャパン社】日産と自動車用放射冷却部品の共同開発をスタート

11月2日よりラディクール素材を活用した日産純正アクセサリー商品の販売を開始します

 ラディクールジャパン株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長:何 軍)(以下、ラディクール社)は、世界初の放射冷却素材「Radi-Cool」(以下、ラディクール)の日本国内での普及を目指し、開発・製造・販売を行っています。この度、日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)(以下、日産)と自動車用放射冷却部品の共同開発契約を締結し、実用化に向け開発を開始しました。  また、同技術の布製ラディクール素材を活用した、日産純正アクセサリー「サンシェード」、「カーサイドタープ」、「ハーフボディカバー」を11月2日(火)より日産一部車種に向けて販売を開始しました。 公式サイト https://radi-cool.co.jp/smarts/index/0/ (外部リンク)



ラディクール カーサイドタープ


ラディクール製の放射冷却技術を採用した日産純正アクセサリーを販売開始。



 今回販売を開始したのは、日産純正アクセサリーの「サンシェード」、「カーサイドタープ」、「ハーフボディカバー」です。同社の放射冷却技術を採用したラディクール素材(布)を使用しているため、熱を放射することができ、タープ内や車内の気温上昇を抑制することができる特徴があります。サーモグラフィ画像(※以下画像参照)を比較すると、通常仕様のタープでは気温が上昇したことを示す赤色に変化しているのに対し、ラディクール仕様のタープではその気温変化が抑えられていることがわかります。
 ラディクール社の放射冷却技術を活用した日産純正アクセサリーの使用により、アウトドアの照り付ける日差しや、車内の温度上昇を抑え、より快適なカーライフを提供することが可能です。
自社検証


ラディクール社×日産、コラボのきっかけとなる出会い

 日産自動車株式会社の総合研究所で先端材料研究を担当する三浦 進氏が、2017年科学雑誌「サイエンス」で発表されたラディクールの自己放射冷却に関する論文に感銘を受け、当時アメリカコロラド大学にいた楊 栄貴(RongguiYang)博士を尋ねました。この出会いが、ラディクール社と日産が共同開発を推し進める第一歩となり、両社は自動車用放射冷却部品の共同開発契約を締結、実用化に向け開発を開始しました。以下三浦氏のコメントを紹介します。「この大気の窓を利用した物理学分野の放射冷却技術を、自動車の部品として活用できた第一歩です。ゼロエネルギーで自動車を冷却できることはカーボンニュートラルの視点でも重要な技術です。今後もエネルギーを抑制しつつ、自動車の性能やお客さまの快適性が向上する放射冷却部品の開発に取り組みます。」




世界初の放射冷却素材【ラディクール】とは

 商品のベースとなるラディクール素材には、「放射冷却メタマテリアル技術」が導入されています。全ての物体は、熱を電磁波として放射することで物体自体の温度を下げることができます。この現象を「放射冷却」と言います。しかし、地表から放射された電磁波の半分近くを大気が吸収し地表に戻してしまうことで、地球を温室のように暖めます。「放射冷却メタマテリアル技術」とは、表層の材料組成と、そのミクロ構造を調整することで、物体からの電磁波放射を、大気にほとんど吸収されることのない領域である「大気の窓」と呼ばれる波長帯(8μm~13μm)に集約させ、地球の熱を宇宙空間へ放出させることのできる技術です。
 この技術の発明者である楊博士は、日本伝熱学会の「抜山国際記念賞(第5回)」を受賞しました。楊博士の様々な業績の中でも、ハイブリッド材料による放射冷却技術の開発は特に高く評価されました。環境負荷が少なく、省エネ効果を高め、ゼロエネルギーで物体を冷却する世界初の技術として、科学雑誌「サイエンス」や、英国の経済雑誌「エコノミスト」に掲載され、世界的にも関心を集めています。
日本伝熱学会 https://www.htsj.or.jp/nukiyama/ronggui_yang (外部リンク)

■会社概要
ラディ クール ジャパン株式会社
代表者:代表取締役社長 何 軍
所在地:東京都中央区日本橋室町4-4-3 喜助日本橋室町ビル5F Nano Park
業種:Radi-cool 放射冷却素材の開発・製造・販売
電話番号:03-3527-9551
資本金:1億円
https://radi-cool.co.jp/smarts/index/0/

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