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ジェームズ・ダイソン最新著書、5月24日(火)より発売

(2022/5/24)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:ダイソン株式会社

ジェームズ・ダイソン最新著書、5月24日(火)より発売

「インベンション 僕は未来を創意する (原題 Invention : A Life)」

ダイソン株式会社(以下、ダイソン)は、ダイソン社創業者兼チーフエンジニアのジェームズ ダイソン最新著書、「インベンション 僕は未来を創意する (原題 Invention : A Life)」を5月24日(火) より発売いたします。



多くの失敗を経て、幾多のテクノロジーや製品を生み出してきたジェームズ ダイソン。本書では、教育やメンターシップ、自立の重要性、そしてエンジニアや科学者という存在の社会における重要性を説く一方、ジェームズ本人の人生を通し、自身が持つ尽きることのない向学心、未知の世界に踏み出す大胆さ、そして不屈の起業家精神を探究する姿勢などが描かれています。また、経験値の有無に関わらず、世界的な問題の解決に向けて若き知性が果たす役割の意義についても語られています。発売と共にジェームズ ダイソンという人物を、彼の挫折や苦難、そして挑戦のストーリーが凝縮された本書Webサイト(https://www.dyson.co.jp/JamesDyson.aspx)も開設いたします(動画コンテンツあり)。

ジェームズ ダイソンは、次のように述べています。
「2021年夏に、ダイソン インスティテュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジー(以下、DIET)*¹初の学部生が卒業しました。彼らが発明と新たな発見に挑戦する人生を歩んでくれることを期待しています。彼らの卒業は、私がロイヤル カレッジ オブ アートを卒業した当時の気持ちや、それ以後のことを振り返る機会にもなりました。今日、さまざまな問題解決に向け、エンジニアの独創的なアプローチが求められており、私は、より多くの若い人たち、学生たちがエンジニアを目指してくれることを願っています。
*¹ : Dyson Institute of Engineering and Technology

若い人たちは、素晴らしいアイデアを持ち、恐れずにそれらを追求しています。私は、環境問題への取り組みから、生命を脅かす病気の治療法の発見まで、彼らがどんな奇跡を起こすかを目の当たりにしてきました。そして、デザイン、エンジニアリング、科学が、新しく異なった、またはナイーブとも呼べる思考と結びついた際に、難題への解決が導き出されると信じています。だからこそ、科学者やエンジニア、そして若い世代の人たちが、世界に存在するさまざまな難問を解決する、最も適した立場にいると信じています。彼らは言葉だけでなく、解決策を持っているのです。

私の人生は、実践を通じ学ぶことで定義されてきたといえます。私は教育の重要性を信じており、臆せず手を動かして実証し、正しく理解することの大切さ、つまり実践的かつ知的なアプローチの必要性も感じています。すべての物事は常に変化し続けており、経験が役立つことにも限りがあります。だからこそ、常に物事を改善しようとする考え方や、失敗を恐れないことのほうが、はるかに価値があると信じています。

ロイヤル カレッジ オブ アートを卒業した当時、時間が経てば物事はより簡単になると思っていました。しかし、52年経った今日でもDIETの卒業生と同じような経験をしています。最大の変化は、最高のエンジニアと科学者のチームと共にいることでしょう。独自の道を切り拓き、より良い製品を作るため、最先端の技術をうみだし活用するという信念、問題を解決しようという決意を共有しています。ダイソンが世界的なテクノロジー企業へと成長し続けている源泉は、彼らのアイデアであり、彼らと一緒に働く日々は、とても充実したものです。」

本書は、アートと長距離走が好きな英ノーフォークの学生が、1960年代にロンドンのロイヤル カレッジ オブ アートで、当時の優れたデザインに囲まれて過ごす日々や、卒業後に発明家で起業家のジェレミー・フライのもとで実践的に学んだ経験、革新的な上陸用高速艇「シー トラック」の開発、そしてサイクロン式掃除機、羽根のない扇風機やヘアドライヤーなど数多くの発明、製品を生み出し、それ以降も多くの先鋭的な新技術に挑戦していく様子が描かれています。

また、ミニの開発で有名なアレック・イシゴニス卿、ジェットエンジンを開発したフランク・ウィトル、アメリカの建築家で発明家のバックミンスター・フラーなど、彼にインスピレーションを与えたエンジニア、発明家、デザイナーなどへの思いも記されています。他にもジェームズ自身の子供時代やアーティストである妻ディアドリーと3人のクリエイティブな子供たちとの家族の物語とともにダイソンが地方の小規模なスタートアップから、シンガポールを本社とするグローバルテクノロジー企業へと成長するまでの道のり、また英国の製造業が直面してきた困難やチャレンジに関しても述べられています。

新分野への進出や技術革新、そしてそれらの新しいテクノロジーへの世界的な需要の高まり、さまざまな挑戦、成功と失敗を経て飛躍し、今日のグローバル規模な展開を実現したダイソンの物語は、さながらジェットコースターのようです。そしてその挑戦と革新は止むことなく、現在世界中の家庭で使用されているダイソン製品が、より良いものとなるよう、テクノロジー、デザイン、イノベーションを融合した研究開発への取り組みについて触れられています。

本書には、さまざまなエンジニアリングストーリーや技術開発へのアプローチ、そしてそれらがもたらす企業としての成長ストーリーだけではなく、コントラロテーター洗濯機、ディーゼルトラップ、ダイソンEV(電気自動車)、人工呼吸器など、研究開発されつつもビジネス的視点からあきらめざるをえなかった革新的なテクノロジー、技術開発の「失敗」経験から学び得た視点も多く盛り込まれています。また、教育、慈善事業、農業など、さまざまな分野でダイソンが培ったテクノロジーや知見を活かし、新たなアプローチで取り組んでいるプロジェクトも紹介されています。

「インベンション 僕は未来を創意する」は、未来のイノベーターや発明家となる次世代を担う子供たちや大学教育への警鐘でもあります。常に新たな挑戦と機会を探求するジェームズ ダイソンは、次のようにも述べています。「私たちは、常に革新的なアイデアに取り組み、発明し、既存の常識や物事に疑問を投げかけ、挑み続けなければならないのです。エンジニアが常に最新製品に目を向け、さらなる技術開発に思いをはせるように、私たちは決して現状に満足することはないのです。」

なお、ジェームズ ダイソンは本書の収益金をすべて、エンジニアリング、先端技術や科学の分野を主軸に次世代の教育・育成に取り組む一般社団法人 日本先端科学技術教育人材研究開発機構(JASTO)に寄付の予定です。

「インベンション 僕は未来を創意する」Webサイト:https://www.dyson.co.jp/JamesDyson.aspx

ダイソンについて


ダイソンは、シンガポール、イギリス、マレーシア、メキシコ、中国、フィリピンにエンジニアリング、研究、開発、製造、テスト事業を展開するグローバルなリサーチ、テクノロジー企業です。英国のコーチハウスからスタートしたダイソンは、1993年の創業以来、一貫して成長を続けています。現在では、シンガポールにグローバル本社機能を構え、英国では800エーカーを超えるマルムズベリーとハラビントンに2つのテクノロジー キャンパスを有しています。1993年以来、ダイソンは英ウィルトシャー州のオフィスとラボに10億ポンド以上(約1,510億円)約を投資し、将来のダイソンのテクノロジーの初期段階の研究、設計、開発を行っています。家族経営企業として世界全体で1万3,000名を超える従業員を雇用し、そのうち5,000名は優秀なエンジニアや科学者です。84の国や地域に展開する300以上のダイソン デモ ストアで製品展開し、うち50カ所は2021年に全世界で新規にオープンしたストアです。バーチャルリアリティを体験できる新しいDyson Demo VRストアもその一つです。
ダイソンは、新たなテクノロジー研究開発に27億5,000万ポンド(約4,152億円*)を投資を実施しており、2022年には技術、施設、研究所に6億ポンド(約906億円*)を投資する予定です。ダイソンは、エンジニア、科学者、ソフトウェア開発者が集まるグローバルチームが全からなるグローバルチームを持ち、固体電池セル、高速電気デジタルモーター、センシングとビジョンシステム、ロボット工学、機械学習技術、A.I.投資などの開発に注力しています。1993年に最初のサイクロン式掃除機DC01を発明して以来、ダイソンはヘアケア、空気清浄機、ロボット工学、照明、ハンドドライヤーなど、問題を解決するさまざまなテクノロジーの開発を続けています。


ダイソン インスティテュート オブ エンジニアリング アンド テクノロジーについて
(https://www.dysoninstitute.com/)

DIETは、伝統的な大学の学問的厳しさと、グローバルテクノロジー企業における実際の製品、技術プロジェクトでの実践的な経験を組み合わせた、英国における工学教育の新しいモデルです。156名の学生たちには入学したその日から給与が支給され、学費の負担はありません。


ダイソン ファーミングについて
(https://dysonfarming.com/)

ダイソンファーミングは英国で展開する農業ビジネスです。3万5,000エーカーの広大な敷地で環境再生型農業と技術革新に取り組み、消費者への直販を行うとともに、環境の保護と改善に努めています。


ジェームズ ダイソン財団について
(https://www.jamesdysonfoundation.co.uk/news/the-science-of-sound.html)

ジェームズ ダイソン財団は2002年に設立された国際的慈善団体です。熱意あるエンジニアたちを2002年に設立されたジェームズ ダイソン財団は、意欲的なエンジニアの育成、エンジニアリング教育の支援、医療研究への投資を行う国際的な慈善団体です。財団は毎年、国際エンジニアリングアワード、ジェームズ ダイソンアワード(https://www.jamesdysonaward.org/ja-JP/)を主催し、エンジニアリングやデザインを学ぶ学生や卒業生にアイデアを発表する機会を与えています。2005年に始まったこのアワードは、これまでに世界で285以上の発明を支援し、受賞者には製品化をサポートするための賞金が贈られます。過去の国際最優秀賞受賞者の70%はその後も自身の発明、作品の実装に取り組んでいます。

*1ポンド=151円換算

Newsroom について
Newsroom では、製品開発秘話など、製品にまつわる周辺情報を公開しています。Newsroom については、こちら(https://www.dyson.co.jp/community/news.aspx)

書籍情報
『インベンション 僕は未来を創意する』
ジェームズ・ダイソン(著) / 川上純子(訳)
・発行元 日経BP 日本経済新聞出版 
・2022年5月24日発行 定価2420円(税込)
・本文464ページ
・ISBN978-4-296-11306-4

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