中国大手EC＆小売インフラカンパニー京東（ジンドン）集団【JD.com】中国国内初“車のトランクに届ける”配送開始 中国屈指の電気自動車メーカー蔚来汽車と提携、6月よりサービス開始

　中国市場を牽引するECサイト「京東商城(ジンドンしょうじょう)（JD.com）」を運営する大手EC＆小売インフラカンパニー京東集団(ジンドンしゅうだん)（代表：劉強東　本社：中華人民共和国 北京市　NASDAQ:JD）は、2018年6月より、中国の電気自動車（EV）メーカー蔚来汽車（代表：李斌）と提携し、中国国内初となる“車のトランクに届ける”という配送モデルを中国全土で始動します。

　蔚来汽車は、2014年に中国で創業した電気自動車メーカーで、低価格の電気自動車開発等で急速に成長している企業です。京東集団と蔚来汽車はこの度の提携により、中国全土で蔚来汽車の車のトランクに京東商城（JD.com）で購入した荷物が届くという、業界初となる“車のトランクに届ける”配送事業を、2018年6月よりスタートします。
　本サービスは、京東商城での買い物時に、購入した荷物を「車のトランクに配送する」という選択肢を選ぶと、消費者自身が許可した配達員が車のトランクを開け荷物をトランクに受け渡すという仕組みです。消費者は自分で足を運ぶ必要がなく、仕事や買い物の合間など車を駐車場などに置いている間に荷物の受け取りが可能となります。対象機種は、ES８となります。
　なお、安全面においてはすでに各自動車メーカーと協議を進めており、権限の管理、監視カメラの設置、時間超過による注意喚起、サービスの審査などの各方面における一連のサービス基準の構築を目指しています。配達距離や時間、回数などの細かい部分にも厳しく管理し、サービスの安全を確保する方針です。

　なお本システムは、車メーカーと京東プラットフォームのスマートコネクテッド（ネットワークに常時接続し、データをやり取りできる仕組み）により実現しました。今回の対象は蔚来汽車の電気自動車ですが、この他にも、中国の自動車業界で新風を巻き起こしている領克汽車とはすでに業務提携を結んでおり、さらに福特汽車（フォード・モーター）や、北京汽車集団傘下の子会社にあたる北汽福田汽車（Foton）などからもすでに業務提携の意向を頂いております。

　今後も京東は、様々な車メーカーとの提携により本サービスの浸透をより推進し、「ボーダーレスリテール（無界小売）」の実現に向けて邁進してまいります。


【京東集団　傅兵副総裁コメント】

「今まさに到来している無界小売によって、消費シーンは『どこでも』『いつでも』に変化している。そしてこれらのニーズは物流によって実現を可能にする。京東物流はこれからもイノベーションと探究の努力を重ね、消費者と企業に『速くて、正確で、喜びを与える』最高のサービスを提供していきたい」


【会社概要】
・会社名　　：　JD.com京東日本株式会社
・所在地　　：　〒100-0004 東京都千代田区大手町1-1-1
　　　　　　　　　大手町パークビルディング7階 703
・TEL　　　：　 [phone]
・資本金　　：　3,000万円
・代表者　　：　日本業務最高責任者　荒井伸二
・業務内容　：　越境ECの進出支援、日中間の一般貿易及び技術提携窓口

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000034149.html