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サフィロが100%ニッケルフリーの製造工程を導入

(2018/12/10)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:サフィロジャパン 株式会社

サフィロが100%ニッケルフリーの製造工程を導入

ロンガローネ工場が最先端のメッキ処理技術を完全導入



ロンガローネ(ベッルーノ)、2018年11月23日 – サフィロは本日、100%「ニッケルフリー」の製造工程をロンガローネ工場に導入し、金属表面加工の技術革新における最先端の地位を確かなものにしました。最初にニッケルフリー工程の実験研究に着手してからわずか2年で、サフィロは、ニッケルフリーでシアン化合物を使用しなメッキ工程の開発に成功しました。これらの工程は検証試験をすでに終了し、現在すべての製造ラインに導入され、ハイエンドからミドルセグメントのアイウェア製品の生産に用いられています。

アイウェア業界では初めてとなる新たなメッキ加工技術の導入により、現在ロンガローネ工場で生産されている金属製フレームは、これまでと同じなめらかさ、耐摩耗性、耐腐食性を誇り、ニッケルフリーを実現しています。近頃の改修により最先端技術を導入した社内実験室で、定期的に品質管理を実施しているため、サフィロは、適用法の下で課される基準よりも厳格かつ高度な品質基準を被覆工程に適用することができます。

サフィロにとって、ニッケルフリーの装飾めっき仕上げを開発することは、従業員と消費者の安全を保証するためにきわめて重要な課題でした。銀白色の金属であるニッケルは、なめらかで光沢のある仕上がりになることから、伝統的にアイウェアのめっき処理に使われてきました。また、他の表面処理の 下地としても使われています。アイウェアは、皮膚に直接接触する範囲が限られてはいるものの、ニッケルアレルギーやアレルギー接触皮膚炎の原因となり、かゆみや湿疹を引き起こす可能性のあるアクセサリーに含まれます。世界中の男性の1%、女性の10%に、ニッケルアレルギーが起こると推定されています。また、めっき槽に使用されるニッケル塩は、吸入による発がん性物質に分類されています。したがって、発がん性物質への暴露に関連するリスクから従業員を守るため、取り扱い時には厳格な予防・防護措置を 講じる必要があります。

過去2年間、サフィロは、研究開発と新技術のために500万ユーロを投資してきました。そのうち100万 ユーロ近くが、製品の卓越性を確保するために、金属表面のめっき処理技術に費やされました。革新的な ニッケルフリー工程を開発し、それに対する認証を取得したことは、サフィロが近頃成し遂げた最も素晴らしい成果のひとつです。このほかにも、持続可能性、環境負荷低、安全に対する一連の取り組みを ロンガローネ工場において導入しました。たとえば、貴金属のリサイクリング、工業用水の再使用(および、それによる水使用量と廃水量の削減)、CO2排出量の削減、労働安全衛生指数の向上などです。サフィロは、品質、安全性、企業の社会的責任に関して、最もハイレベルな認証を取得しています。直近では、ISO 50001エネルギーマネジメントシステムの認証が現在進行中です。それが可能になったのは、省エネ対策、持続可能で環境への影響が少ない材料の使用、CO2排出量の削減など、さまざまな要素のおかげです。これらの要素は、社内で使用するすべての製造法と技術について、常に外部機関の監視を受けています。

約1,000人の従業員が働くロンガローネ工場は、ベネト地方、フリウリ地方、ロンバルディア地方にある 4つのサフィロ工場の中で、最も大きな工場です。最新設備を備え、一貫生産を行う同工場は、主に金属製アイウェアの生産に重点を置いており、生産サイクルの全過程をカバーし、最先端の技術を用いています。また、ロンガローネ工場では職業訓練にも継続的に力を入れており、スタッフが常に最新の工芸生産技術を習得できるようにしています。なぜなら、同工場で生産される製品のほとんどは、アイウェア製造におけるサフィロの140年の伝統にのっとり、手作業で作られているからです。

今日、サフィロは、引き続きその技能と人手をかけた工芸生産に力を入れ、卓越性とクラフトマンシップを大切にしていくとともに、オートメーションを導入して生産性向上とコスト削減を図り、ハイエンドのアイウェアだけでなく「プレミアム/コンテンポラリー」および「マス・クール」セグメントの製品にも、サフィロ独自の伝統的ノウハウを生かせるようにすることを目指しています。

サフィログループについて
サフィログループは、サングラス、オプティカルフレーム、スポーツアイウェアのデザイン、製造、販売をグローバル展開する企業です。1878年以来受け継がれてきた類まれなクラフトマンシップと経験によって、イタリアの伝統に基ずいたデザイン及び高品質な製品開発をしています。北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域、中国など世界の40か国に現地法人を置き、50以上の販売網を通じて世界中の10万以上の厳選された小売店舗に流通しています。自社ブランドとしてカレーラ、ポラロイド、スミス、サフィロ、オキシド、ライセンスブランドにはディオール、ディオールオム、フェンディ、バナナレパブリック、ボビー・ブラウン、ボス、エリー・サブ、フォッシル、ジバンシー、ハワイアナス、ヒューゴ、ジャック・スペード、ジミー・チュウ、ジューシークチュール、ケイト・スペード・ニューヨーク、リズ・クレイボーン、ラブ・モスキーノ、マーク・ジェイコブス、マックスマーラ、マックス・アンド・コー、モスキーノ、ピエール・カルダン、ラグ&ボーン、サックス・フィフス・アベニュー、スォッツィ、トミー・ヒルフィガーがあります。

サフィロはイタリア証券取引所(ISIN code IT0004604762, Bloomberg SFL.IM, Reuters SFLG.MI)に上場しており2017年には、過去最高の純売上高10億47百万ユーロを達成しました。

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