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(2018/12/14)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:株式会社博報堂
~クリスマス、お正月や節分、ハーフバースデイや1歳一升餅などのイベントを、みんなで楽しみ、共有する~
博報堂こそだて家族研究所は、現代の子育てママの意識や実態を探るべく、20代から40代の小学生までのお子さんがいるママに調査を行いました。男女共同参画社会の推進で、家事に育児に仕事にと日々忙しいママが急増する中、時間的余裕はなくとも、家族で季節のイベントを楽しみ、子どもの成長を祝うイベントを行うママが増加しています。子どもとの時間を楽しみ、家族の思い出をつくる、いまどきママの実態がみえてきました。
<要点まとめ>
■秋から冬は、家族みんなで楽しむ季節イベントシーズン!小学校低学年ママが牽引
・「ハロウィン」実施率は5割以上。「クリスマス」「お正月」「節分」「バレンタインデー」と、秋から冬にかけて、8~9割と実施率の高いイベントが続く。
・日本の伝統行事では、「大晦日」や「お盆」よりも「節分」の実施率が高い。「春の七草」「鏡開き」も2~3割と、根強い実施率。
・季節のイベントは、子どもが大きくなるほど実施率が高く、特に小学校低学年ママで最も高くなるイベントが多い。
■イベントは“家族の思い出づくり”。子どもが喜び、家族みんなで楽しめることがイベントの醍醐味
・季節イベントを行う理由は、「家族の思い出になるから」「子供を喜ばせたくて」が8割を超えて高い。
・次いで「自分が楽しみたくて」が5割を超え、「両親・親戚を喜ばせたくて」も約5割と、家族みんなで楽しめることがイベントの醍醐味。
・季節のイベントを多く実施している小学校低学年ママは、「子供を喜ばせたくて」という理由が85%と最も高く、他層と比較しても特徴的。
■イベントを行うポテンシャルが高いのは、小学校低学年ママ
・小学校低学年ママは、時間的余裕がある率が40%と最も高いが、充実度は60%以下と最も低い。
・ママが充実を感じる時で多く挙がるのは、「子供と接する時」「子供の成長を見て」「楽しく過ごせている時」「家族の時間が取れる時」など。
・「子供の行事などをクリアしていくと充実を感じる」「子供の成長を見られる」「自分も楽しめる」など、行事はママ自身の充実度をあげる要素が満載。
■子どもの成長イベントを行うママが多数。生後6ケ月を祝う「ハーフバースデイ」はメジャーイベントに
・子どもの成長を祝う行事として、実施率が50%を超えるのは、「戌の日」「お宮参り」「お食い初め」「一歳一升餅」といった日本の伝統行事。
・「戌の日」「お宮参り」「お食い初め」「ハーフバースデイ(生後6ヵ月祝い)」「1歳一升餅」ともに、最近のママほど実施率が高い。
・「ハーフバースデイ(生後6ヵ月祝い)」は、乳幼児ママでは56%と半数以上が実施。小学生高学年ママの16%と比較すると40%の差。
■子どもの成長や思い出を積極的にシェアするいまどきママ
・子どもの成長や行動をこまめに共有したいママは約9割。特に小さい子のママほどその傾向が高い。
・子どもの成長する姿や家族の思い出をSNSやブログに残したいママは、全体の約半数。TopBoxでみると、小さい子のママほどその傾向が高い。
■子どもの成長や思い出は、夫や両親に「メッセージアプリ」でシェア
・共有相手は、「夫」「自分の両親」「義理の両親」の順。子どもが小さいママほど家族と共有する率が高い。
・共有手法は、写真や動画は「メッセージアプリ」を活用している率が高く、乳幼児ママは5割を超えるなど、子どもが小さいママほど活用率が高い。
・子どもや家族の近況やニュースは、「口頭」で伝える率が最も高いものの、乳幼児ママの「メッセージアプリ」利用率は4割を超える。
詳しい調査結果はこちら↓
https://www.hakuhodo.co.jp/archives/newsrelease/53114
【博報堂こそだて家族研究所】 http://www.hakuhodo.co.jp/archives/announcement/24207
晩産化・少子化、共働き世帯の増加、夫や祖父母の育児参加など、この数年で大きく変わってきた「子供のいる家族」について、研究・提案を行う専門組織。1996年より活動していたBaBUプロジェクトを発展改組し、2012年10月設立。「妊娠期から小学生の子どもを持つ家族」に関する専門知識を元に、調査、商品開発支援、広告などコミュニケーション支援、メディア開発、事業開発などを手掛ける。
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