記事検索結果

マウスに食物繊維が多い食事を与えて腸内細菌の活動を高めると「酪酸」という代謝産物が増加、酪酸は腸内で過剰な免疫応答を鎮める「制御性T細胞」の分化を誘導することを発見した。... 腸内細菌に着目した新た...

東大など、「制御性T細胞」誘導するヒト腸内細菌群を特定（2013/7/15）

制御性T細胞は、体内に侵入した細菌やウイルスを捕まえたり殺したりするT細胞を制御しており、過剰な免疫反応を抑制する働きを持つ。... グループはまず、無菌状態のマウスの腸内にヒトの糞便(ふんべ...

JST、バイオ機能材の研究課題決定−旭化成・京大など8件（2012/11/23）

旭化成と京都大学による「免疫制御を目的とした体外循環治療の基盤技術の創製と応用」などで、1課題当たり年間7000万円(間接費含む)の研究開発費を支援する。... ▽金属系バイオマテリア...

日本学士院、学士院賞に梶田氏ら選出（2012/3/21）

▽高柳邦夫東京工大教授=超高真空電子顕微鏡によるナノ構造の研究▽木村孟(つとむ)大学評価・学位授与機構特任教授=地盤の力学挙動に関する研究▽佐藤文彦京大教授、熊谷英彦石...

これまでにシイタケ菌糸体が、がん患者の低下した免疫力を改善する制御性T細胞を減少させる作用を持つことを確認している。共同研究ではがん細胞を移植したモデルマウスに21日間、餌に2&#...

消化管にある免疫細胞の1種である樹状細胞が、免疫細胞同士の情報伝達をつかさどる共刺激分子を介して、免疫の過剰な反応を抑える制御性T細胞を誘導することを初めて明らかにした。食物アレルギーの治療法につなが...

独創研究集団・理研の最前線(146)免疫系を制御する樹状細胞（2010/3/9）

すでに、フィードバック機構には、免疫阻害能を示すT細胞亜集団(制御性T細胞)などによる免疫応答制御が知られている。... 研究チームはマウスを使って、制御性T細胞の生成に関与する新規の...

京大グループ、制御性T細胞を分類−がん治療法開発に道（2009/5/22）

京都大学の坂口志文教授らのグループは免疫反応を調節するヒトの制御性T細胞が「未活性型」と「活性型」の2種類に分類できることを実験で突き止めた。特定の型の制御性T細胞を標的とした、がんや臓器移植、自己免...

名大、抗体を使わず自己免疫治療できる化学合成物質開発（2008/3/24）

マウスを用いた実験で、ミッドカインが増えると、自己免疫を抑制する働きがある細胞「制御性T細胞」が減少することが分かった。その逆で、ミッドカインの働きを抑えれば、制御性T細胞が増加することも明らかにした...

医学生物学研究所、がん治療用抗体で京大と共同研究（2008/3/6）

免疫機能を高めがん細胞の増殖を抑える抗体を共同開発する。... 京大では再生医学研究所の坂口志文教授が、担がん細胞を移植したマウスで、免疫細胞の機能を抑制する制御性T細胞の作用を打ち消す抗体を開発。....

今回、マウスを用いた実験で自己免疫性脳脊髄(せきずい)炎の症状を緩和することに成功。... アプタマーが成長因子タンパク質の「ミッドカイン」を認識、抑制することで、制御性T細胞が増える...