また燃料棒の取り出しが可能になるまでは、炉心に冷却水を注入し続ける必要がある。

主に福島第一原発での燃料棒の取り出しや廃炉作業を想定して、2012年2月から事業を開始。

考案した新燃料集合体の燃料格子は、3本の燃料棒で囲まれ、真ん中を冷却水が流れる円筒状の流路で構成。燃料棒は従来のように上下端で端栓が被覆管に溶接されている。これにより燃料棒の放射能の密封性を損なわずに...

原子炉容器内の燃料集合体から放射性物質が漏えいしている可能性が高いことから、7日に原子炉を停止。... 希ガス濃度も約750倍に上昇したことから、燃料棒の被覆管に小さな穴が開いたと判断。... 1カ月...

同発電所では使用済み燃料を取り出すのに約3年かかった。約3万6000本の燃料棒があり、これを1本ずつ、1日30本程度のペースで慎重に取り出す気の長い作業が続いた。 ... 09年1月...

水棺はフラスコ状の格納容器に水をため、燃料棒が入っている圧力容器を水に浸して丸ごと冷却する手法。... 制御棒駆動機構などがある北側エリア1階付近を調査した。

東芝は米国企業と協力し、東京電力に福島第一原子力発電所の燃料棒取り出し計画案を提出した。... 特に損傷した燃料棒の取り出しは日本に知見が少ない。 ... 対策チームは今回、燃料棒対...

燃料棒は冷却水から半分ほど頭を出した状態。... 崩壊熱で金属被膜が溶ければ燃料棒がむき出しになり、水蒸気で簡単に上空へ舞い上がってしまう。... 1号機、2号機は燃料棒が著しく損傷しているようだが、...

東京電力は30日、福島第一原子力発電所の事故や計画停電などの電力流通への対応について、都内で会見を開き、勝俣恒久会長は燃料棒を冷やすために海水の注入などを行っている福島第一原発の1―4号機に関し「廃止...

経済産業省原子力安全・保安院は、いずれも原子炉内で燃料棒が破損し、継続的に漏れ出している可能性が否定できないと判断。... 使用済み燃料プールへの注水も順次、淡水化を進める計画だ。

連日の放水によって使用済み燃料プールへの注水に成功した。... プール内の燃料棒の破損による大量の放射性物質流出の恐れは低下した。... 1―3号機の炉内水位が燃料棒を上回れば放射線量を抑えられると述...

使用済み燃料は核分裂反応後、崩壊熱を長期間発生する。... 崩壊熱で燃料棒を覆う金属が溶ければ、高濃度の放射性物質がむき出しになる。... 【燃料プールの水位低下】 使用済み燃料の崩壊熱を数年...

2号機は一時、燃料棒がすべて露出した“空だき”状態となり、15日午前6時すぎに爆発音が発生した。... 並行して運転停止中の4号機建屋の使用済み燃料プール近くで火災が発生。... 燃料プールへの給水が...

3号機は前日の13日に炉心部の冷却水の水位が低下し、燃料棒が露出して水素ガスが大量に発生した。... 1号機、3号機はいずれも地震発生時の緊急停止後の冷却が機能せず、部分的に燃料棒の炉心溶融(...

東亜工作所新開工場(時津町)で核燃料棒を輸送する際のコンテナ部品を製造する。

MOX燃料を製造するのは2回目。... MOX燃料の製造にあたり、中部電の社員をメロックス工場に派遣し、品質保証活動などを確認する。さらにペレット、燃料棒、燃料集合体などの製造工程ごとに個別に品質保証...

次回の定期検査で燃料を装てんし、検査終了後に発電を始める。... 「ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の健全性を確認するため、原子炉内の一次冷却材(水)の放射...

燃料棒に微少な穴などが発生し、燃料棒中の放射性物質が一次冷却材中に漏れていないかを監視するほか、原子炉内の燃料が適切に燃焼していることを確認。... 【実績の積み重ね】 MOX燃料を使用すれば...

原子力発電用の原子燃料はそうした製品の典型例だ。... 同所では燃料集合体の上部ノズルを一日に6―8個製造する。... 燃料棒から集合体ができるまでの全工程を理解して、手がけられるようになるには2―3...

燃料被覆管はジルコニウム合金製。管の中にはペレット状の二酸化ウランが入り、燃料棒となる。ジルコニウム管は東海工場(茨城県東海村)で燃料棒となり、さらに燃料集合体に加工される。