日銀の野口旭審議委員は12日、新潟市で講演後に記者会見し、日銀が目指す賃金上昇を伴う形での2%物価目標の持続的・安定的な実現には「まだ距離があるとの印象だ」と述べた。 マイナ...

日銀が先週末の金融政策決定会合で大規模金融緩和を維持し、政策修正を見送ったのは、賃金上昇を伴う形で2%の物価目標に至っていないと判断したためだ。... 物価目標は達成の見通...

また2%の物価目標に対する消費者物価指数(CPI)の状況や、設備投資意欲などを分析する。... 主眼となる条件は、賃金上昇を伴った形で2%の物価目標を達成することだ。&...

日銀の田村直樹審議委員は30日、北海道釧路市で記者会見し、2%の物価上昇目標について「実現がはっきりと視界に捉えられる状況になった」とした上で「2024年1―3月に持続的・安定的な物価目標の実...

日本経済は賃金と物価の適切な上昇による好循環を実現できるのか。... 「世界の物価調整はかなりバラつきがある。... 24年春にも賃金の持続的な上昇を伴う2%の物価目標達成は難しいとの判断を示...

物価の上振れを受け、大規模金融緩和の一環として導入している長期金利操作の見直しの是非を議論する。... 消費者物価の上昇率は足元で前年同月比3%超と、日銀が目標とする2%を上回って推移...

【ガンディナガル(インド西部)=時事】日銀の植田和男総裁は20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の閉幕後に記者会見し、金融市場で高まる長短金利操作の修...

政策方針の判断には、BOJを含める多くの先進中銀が掲げる「2%の物価目標」を達成し得るか、という点が一義的に検討される。 ... もっとも、物価目標の達成には力強い雇用環境が...

今回の決定会合では、2023年度の物価上昇率が1・8%、24年度が2・0%、25年度が1・6%とする見通しも示した。ウクライナ情勢や米欧の金融不安など世界経済の先行きが不透明な...

植田総裁は「積年の課題であった2%物価安定目標の達成の総仕上げの5年間とする」と述べた。

自民党の茂木敏充幹事長は10日の記者会見で、日銀の植田和男総裁の新体制発足について、「政府と連携し、経済、物価、金融情勢を踏まえ、適切な金融政策の運営に取り組んでもらうことを期待したい」と表明した。....

1月の4%超の物価上昇率を下回るものの、日銀が見通す23年度の1%台半ばの上昇率を上回る。... ただ需給ギャップがプラスに転じ、2%の安定的な物価目標を達成するには、24年以...

1月分の米国の雇用や物価の指標が市場予想を上回り、根強いインフレ圧力が確認されてFRBによる利上げの3月打ち止め予想は後退。... 上昇率が前年同月比6・4%だった1月の米消費者物価指数...

発信力も重視 岸田文雄首相は15日午前の衆院予算委員会で、日銀総裁に経済学者の植田和男氏を起用する人事案について「構造的な賃上げを伴う経済成長と、物価安定目標の持続的な実現に向けて取...

日銀の若田部昌澄副総裁は2日、静岡市で講演し、2%の物価上昇目標について「あいまいにすることは金融政策の透明性や効果を損ないかねない危険性がある」と、見直しに慎重な姿勢を示した。食料品を中心に...

政府・日銀の共同声明について2%の物価目標を長期的な目標に見直し、日銀の金融政策をより柔軟にするよう求めた。... 発表した新しい共同声明の骨子案では物価目標に加えて、共通目標として賃金上昇の...

最近の物価動向については、ある委員が「上昇の勢いが強くなってきている可能性がある」と言及。... 併せて複数の委員が、日銀が掲げる2%の物価目標をめぐり「現在は持続的・安定的に達成する上で重要...

日銀の野口旭審議委員は1日、秋田市内で記者会見し、2%の物価目標の実現には少なくとも3%程度の賃上げが必要だとの見方を示した。... 「(賃上げと物価上昇の好循環が)あ...

物価上昇が止まらない。... 賃上げを伴わない悪い物価上昇から、賃上げを伴う良い物価上昇への転換が日本経済の大きな課題。黒田総裁は2%の物価目標を安定的に持続するには3%程度の賃上げが...

8月の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比で2・8%上昇し、日銀の物価目標2%を上回った。だがウクライナ情勢に伴う資源高と円安による悪い物価上昇で、景気の加速と...