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一方、システム改革を進めるには「(20年4月の)送配電部門の法的分離後に電力を安定供給する仕組みや、電力需給の逼迫(ひっぱく)を解消する策も必要だ」と指摘。

電気事業では4月に広域的運用推進機関を設立、2016年に小売りを全面自由化し、20年には送配電部門を法的分離(分社化)する計画だ。

電力会社の送配電部門や大手都市ガス3社の導管部門を別会社化するように義務付ける「法的分離」などを盛り込んだ。... 大手電力会社の送配電部門に法的分離を適用する「発送電分離」の実施時期は20年4月とし...

ただ大手ガス3社の導管部門を法的分離するかどうかという課題は、積み残したままになりそうだ。... 一部には、ガスで法的分離ができなければ、それが電力システム改革第3弾の発送電分離を阻害するとの懸念の声...

経産省は1月下旬に召集される通常国会に、小売り全面自由化に関するガス事業法改正案を提出するが、導管の法的分離に関する法案化は政府・与党間の調整に委ねる方向だ。 ... すでに先行して...

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