日銀の布野幸利審議委員は2日、札幌市で記者会見し、2%の物価上昇目標の達成について「時限的にやらなければいけないものではない」と述べ、具体的な期限を意識していないとの考えを表明した。 ...

黒田東彦総裁は同日の支店長会議で、2%の物価上昇目標の実現に向け「長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続する」と話した。

2%の物価上昇実現に向け、先行き物価の伸び率拡大を見込む日銀のシナリオに暗雲が広がっている。 直近の4月消費者物価(除く生鮮食品)の上昇率は前年同月比0・3&...

19年10月に消費税率を10%に引き上げ、20年度までに日銀の2%の物価上昇目標を達成しても実現できない高い目標だ。 ... PB黒字化と同時に、公的債務残高の対名目...

政権と緊密に連携し、懸案のデフレ脱却と経済再生に向けた諸課題に取り組んできたが、日銀が描く2%の物価上昇目標の達成は依然、視界不良。... 戦後の経済復興や東西冷戦下での自由主義経済体制の維持...

米金利上昇などを理由にした長期金利目標の引き上げについて、多くの委員が「適切でない」と指摘。複数の委員は物価上昇率が0%程度にとどまる現状を踏まえ、「金利上昇に向けて政策転換を考える時期ではな...

財務省がまとめた全国財務局による賃金動向調査によると、17年度にベースアップ(ベア)を決めた企業割合は大企業、中堅企業が前年度より低下した一方、中小企業は39・2%(前...

黒田東彦総裁は同日の支店長会議で2%の物価上昇目標の実現に向け「必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続する」と話し、デフレ脱却に向けて現在の緩和政策を続ける考えを強調した。&#...

物価上昇目標2%達成の道のりは険しいが、「金融政策の効果が低下したとは考えていない」とあくまでも強気の姿勢を貫く。

足元は“トランプ相場”に助けられ、日米金利差の拡大による円安、物価上昇が進む可能性がある。... 【目標達成を断念】 安倍晋三首相は景気を下支えるため、16年5月の伊勢志摩サミット&...

日銀は26日、2%の物価上昇目標を達成する時期の先送りと金融政策の現状維持を決めた10月31日と11月1日の金融政策決定会合の議事要旨を公表した。先行きの不透明感が強かった海外経済や円相場の動...

岩田副総裁はこれまでも資金供給量を増やせば物価が上昇すると主張している。... 2%の物価上昇目標の実現に向け、「必要と判断すればちゅうちょなく追加的な緩和をすべきだ」と語った。 &#...

安倍晋三首相は5月の伊勢志摩サミット(主要国首脳会議)後に消費税率10%の実施延期を決め、日銀も2%の物価上昇目標の17年度中の実現を断念。

日銀は物価上昇目標を2%とする達成時期を再び延期し、スーパーや外食は値下げを相次いで発表するなどデフレも深刻化している。

同月の消費者物価指数(持ち家の帰属家賃を除く総合)は同0・6%の下落。円高による輸入物価の下落などが、実質賃金の押し上げ要因となった。 ... 加えて日銀が2...

日銀は1日、金融政策決定会合を開き、2%の物価上昇目標の達成時期を従来の2017年度中から18年度頃に先送りした。物価見通しも16年度、17年度、18年度いずれも下方修正した。... 物価上昇...

7月の全国の消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年比マイナス0・5%と、日銀が掲げる物価上昇目標2%に遠く及ばない。... 日銀は今回の会合で、2%の物価上昇に...

日銀の黒田東彦総裁は5日、東京都内で講演し、9月の金融政策決定会合でまとめる「総括的な検証」について、「(物価上昇目標)2%の早期実現のために行うので、緩和の縮小という方向の議...

日銀が8日公表した「主な意見」によると、検証の実施を決めた7月28、29日の会合では、複数の委員が「2%の(物価上昇目標の)早期実現に何が必要かという視点から検証が必要だ」と主...

会合で、ある委員が「物価上昇目標の達成に警戒信号が点滅している」と指摘。「目標達成時期が遅れる蓋然(がいぜん)性が高くなる場合は、追加緩和により、目標達成に向けた日銀のコミットメント&...