上海市の都市封鎖の解除を受けて6月は50・2と復調していたが、「中国で新型コロナウイルス感染症の流行が散発していることが、景気回復の重しになっていることが浮き彫りになった」(野村証券投資情報部...

足元では、6月中旬以降の下げ基調が一服しており、「まだ原油は高止まりの状況が続きそうだ」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)との声がある。

直近では、定期点検終了後も稼働しないとの観測が浮上し経済不安が高まったが、「(供給再開見通しの)報道を受け安心感が広がり、欧州や米国市場の株価は上昇した」(野村証券投資情報部の...

野村証券の神谷和男ストラテジストは今後の相場について「FOMCを挟み、2万7000円前後まで自律反発が期待できる」と見通す。

「市場懸念を拭い去るには3月のCPIがピークと裏付ける指標が必要」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)とみられており、21年春以降の原油相場の上昇を取り込んで、CPIの上昇幅...

注目されたプーチン大統領の9日の演説では、米欧との対立をさらに深刻化させる内容がなく、ひとまず「市場の目線は中国や世界の経済減速へとシフトした」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト&#...

市場では「円相場が(約20年ぶりに)1ドル=130円を瞬間的につける余地はあるが、急速な円安警戒感もあるので同125円まで(円高に)自律反発する可能性がある」&...

原油も上値を追う勢いは後退したが、直近では「戦争の長期化が意識されている」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)ことで節目のバレル当たり100ドル台でもみ合い、年初比約4割高い...

米労働省が12日発表した3月の消費者物価指数(CPI)には一部ピークアウトの兆候が出たが、「米国が22年末までに政策金利を(コロナ禍直前の水準を超える)2・5%...

市中では「日米金利差の拡大で、まだ円安進行をみる向きがある」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)という。

市中では「テクニカル的には上昇ペースが早すぎて過熱状態にあり、今後数日は上がっても一時的の可能性が高く、95―100ドル近辺までの調整はあり得る」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト&...

市場では22年中に4回の利上げが有力視されていたため、パウエル議長の姿勢を想定以上にタカ派と捉える向きもあり、「今後は毎会合での利上げを織り込みに行くのか、物価指標が重点的にみられることになる」...

ただ、欧米では新規感染者数が急増しているほか、「経済活動が制限されて物流網が混乱し、物価上昇につながるリスクがある」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)との声もある。

コロナ禍でシニア層が早期退職に踏み切ったことなどを背景に、求職者数を含む労働参加率の回復が鈍いことが失業率の低下に寄与しているとみられ、「FRBは(金融正常化に必要な)完全雇用に近づい...

市中では「世界的な経済回復の鈍化懸念が広がった」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)との声もあり、原材料需要は受注一巡後の減速懸念がくすぶる。

また、米労働省が10月8日に発表した9月の雇用統計では「時給上昇が材料視されて、インフレ警戒感が高まった」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)ことも金利上昇に寄与した。

市場では20年1月以来となる「1・8%近辺までゆっくり上昇する」(野村証券投資情報部の神谷和男ストラテジスト)との見方がある。