出光は英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルグループから相対取引で取得する昭和シェル株の比率を、当初予定の33・2%から下げる方向で調整する見通しだ。 ◇ 出光が昭和...

出光興産の創業家が昭和シェル石油の株式を40万株取得し、出光と昭和シェルの合併をあくまで阻止する強攻策に出た。... 出光広報CSR室の小林総一室長は3日、創業家の昭和シェル株取得について記者団に明か...

創業家が昭和シェル株を40万株取得したことで、出光が9月にも取得する昭和シェル株と合わせた出光関係者の持ち株比率が3分の1を上回る可能性が出てきた。... 出光は合併を前提に英蘭ロイヤル・ダッチ・シェ...

出光興産は2日、昭和シェル石油との合併を前提に英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル(RDS)グループと結んだ昭和シェル株の譲渡契約では、契約不履行になった場合の対応を定めていないことを明らかに...

昭和シェル石油は1日、2016年1―6月期の連結当期損益の見通しを、52億円の黒字に上方修正したと発表した。従来は40億円の赤字を見込んでいたが、原油価格が想定より上振れしたため、備蓄原油にかかる在庫...

審査を無事に通って昭和シェル株を取得し、合併協議が本格化すれば、議論の環境が整って創業家側の理解も得られるとの期待感がある。 ところが創業家側は昭和シェルを傘下に置くだけでも影響が出...

出光は公正取引委員会の審査を通れば、英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルグループから議決権比率で約33%の昭和シェル株を9月にも取得する方針。創業家は株式取得にも反対の立場を伝えており、当面は出光が予...

14年12月に一部報道で、出光がTOB(株式公開買い付け)で昭和シェルを子会社化すると伝わると、子会社化に伴う取引関係の見直しを危惧した昭和シェルの特約店各社が猛反発。各社の理解を求め...

昭和シェル石油は30日、4月に参入した家庭向けの電力小売り事業で、夜や朝に電気を多く使う場合に割安になる新料金プラン「昼はもちろん夜に差がでる電気」を7月1日から関東地域で提供すると発表した。20時か...

出光が28日に開いた定時株主総会で、創業家やその関係企業・団体が昭和シェルとの合併に反対していることが表面化。

さらに中東情勢の混迷が長引く中で、サウジアラビア政府の影響下にある昭和シェルとの合併を急ぐべきではないとした。 ... 英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルなど外資の傘下にある昭和シェルとの...

出光と昭和シェルは従来、合併方式で16年10月から17年4月までの間に新会社を発足させるとしていた。公取委が経営統合を認める判断を示した場合、出光は英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルグループから、議決権比率...

10月にも行う出光興産との合併に先立ち、昭和シェルの100%出資で新会社を設立し、潤滑油の製造・販売事業を承継させる。... 昭和シェルが出光との合併でシェルグループを離れた後も、同グループと...

昭和シェル石油が10日発表した2015年12月期連結決算は当期損益が274億円の赤字になった。赤字は2期連続。川崎市にある原油受け入れ設備で起きた海底配管の損傷にかかる修繕費や、固定資産処分損など17...

■政治・経済■ ◇1月の企業物価(8時50分、日銀) ◇中医協(10時、中央合同庁舎5号館) ◇8日時点の石油製品価格(14時、エネ庁&...

昭和シェルの亀岡剛社長は同じくインタビューで、コスト競争力や収益性の高さで国内屈指の製油所を保有する両社の合併が、国内需要が先細りする中でも石油の安定供給に必要なサプライチェーンを維持するための強固な...

両社が統合すると売上高が単純合計で14兆円超、出光と昭和シェルも7兆円超と、ともに業界4位のコスモエネルギーHDの3兆円を大きく引き離す。... 出光・昭和シェル連合は間接部門の合理化などで、合併から...

財務基盤の拡充で、新興国市場の開拓や資源権益の拡大に向けた海外投資も加速し、出光と昭和シェルが合併5年後の目標に掲げる年間500億円の統合効果を上回るシナジーを目指す。 ... 売上...

売上高の規模も単純合計で約14兆3000億円(14年度実績)と、出光・昭和シェル連合の約7兆6000億円と比べてほぼ2倍になる。系列給油所(SS)の数でも全国1万400...

昭和シェルとの合併を財務基盤の強化にどうつなげるかが、合併新会社の国際競争力を高める上で大きな課題となる。