電力各社にとっては、これまで重くのしかかっていた燃料費負担が原油下落と円高で軽減し始めた矢先だったが、今後は販売電力量の減少が業績の大きな下ブレ要因となりそうだ。

09年早々に在庫が放出され、価格下落が進む恐れもある。... 【デジタル家電】デジタル家電は市場のけん引役である薄型テレビの成長が続くものの、価格下落の影響などで家電各社の採算は苦しくなりそうだ。.....

原油価格の下落に加え、「需要が戻るかなと淡い期待を持ったが、価格への感応度はまことに悪い。... 下落を加速させた要因の一つに、元売り各社が今秋から導入した卸価格の市場連動方式が指摘される。... も...

輸入額の減少は原油下落によるものが主だが、台湾からの電子部品、中国からの衣類輸入も落ち込んだ。

もっとも減産によって原油価格が反転するかどうかは不透明だ。... 産油国の収入を直撃するのは原油下落だけではない。... そのため産油国は、下落局面で収入を確保するためには生産拡大しかないというジレン...

原油が高騰し始めたのは04年。... しかし山高ければ谷深く、下落の勢いも異常きわまりない。... その後の原油下落でガソリン価格も記録的な急落となったが、景気後退と相まって一度広がった節約ムードは一...

原油価格の急落を受けて、石油輸出国機構(OPEC)は29日にエジプトのカイロで緊急会合を開く。... しかし市場はまったく反応せず、その後の1カ月にわたって原油下落はさらに進んだ。.....

(大橋修) 【エネルギー】 原油価格の乱高下がエネルギー各社の業績を翻弄している。例えば電力では、原油の急速な下落で燃料費負担が想定より抑えられ、東京電力と中部電力が上...

原油下落で収益好転が見込まれるため。

原油、天然ガスとも生産量は減少したが、売上金額は膨らんだ。 ... 今夏以降の原油下落に加え、ACG油田の一部の生産が停止し減収となる。... 下期の原油価格(ブレント原油)は...

石油資源開発の08年4―9月期連結決算は原油高騰で増収だったが、有価証券の評価損などが響き減益となった。... 原油販売量はサハリン原油の買い入れ販売の減少などで減ったが、価格上昇で増収。... ただ...

09年3月期も4社すべてが減益となるが、下期に原料価格の下落が予想されるため、東邦ガスを除く3社が上方修正。... 09年3月期は各社とも想定原油価格を1バレル当たり100―105ドルへと引き下げ、収...

原油価格の下落など改善要因はあるものの、上半期に一本調子で上昇を続けた燃料費の負担が重くのしかかる。... 原油の想定価格を引き下げたことで燃料費負担が1900億円減少するためだ。... 各社とも原油...

OPEC加盟国間では日量100万バレルから300万バレルまで意見が分かれるが、9月9日に開催した定例総会以降も原油価格の下落基調に変化はなく、何らかの減産を打ち出すことは確実。... もともと11月1...

原油下落が背景にあるとはいえ、新日本石油が9月卸価格で5円10銭下げを打ち出しながら結果的には8円70銭の下げに追い込まれてしまったように、販売不振を背景にした値下げ競争も大きく影響しているようだ。....

記録的な原油高騰に苦しめられてきた石油元売りだが、下落に転じた7月以降も苦しさは変わらない。... もともと原油高によるガソリン価格の高騰が引き金となった販売減だが、価格が下がった現在も需要が戻らない...

ガソリンが7週連続で下落した。... 原油下落による10月からの卸値引き下げを見越してか、月末になっても値下がりのペースが衰えない。 ... 足元の販売が低迷していることに加えて、大手元売りが...

(3面参照) 米国産標準油種(WTI)は1カ月で50ドルもの下落となったが、「OPEC(石油輸出国機構)は80ドルが下限と発言しており、あまり下...

原油下落とともにガソリン価格の値下がりが続いている。... 足元の原油下落が卸値に反映される前に、販売現場では値下げが先行している格好だ。

海外先物高に加え、原油価格下落と円安が企業業績の改善期待を生み、日経平均株価は前日比80円12銭高の1万2689円59銭、東証株価指数(TOPIX)は同8・18ポイント高の1220・5...