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三菱ふそうは77年からケニアで現地企業とノックダウン生産を手がけ、現在はアフリカ地域に14カ所の販売店を展開する。
日本からノックダウン(KD)生産用の部品を輸出し、ベトナムと中国で海外初となる現地組み立てに乗り出す。
台車やブレーキなど半完成品、部品にかかる関税も即時撤廃となるため、部品メーカーや車両を現地でノックダウン生産(主要部品を輸入して組み立てる方式)している企業にとっても恩恵がある。
部品を輸入し工作機械に組み立てる少量のノックダウン生産から始めたが、16年に向け部品現地調達を増やす。
三菱ふそうは14年に同国で乗用車を手がけるメルセデス・ベンツ・ベトナムを通じ、三菱ふそう製の小型、中型、大型トラックのノックダウン部品を日本から輸入して組み立てと販売を始めた。