三菱ケミカルホールディングス(HD)傘下の三菱化学が自社の植物工場で作ったベビーリーフ「キュアリーフ」の販売に乗り出す。... 三菱化学の和賀昌之常務執行役員はキュアリーフ販売の狙いを...

このほか、機能樹脂の販売に強いドイツのグラスリン・クンストシュトフと販売代理店契約を結んだ。... 三菱化学は中国メーカーの台頭で採算が悪化した基礎化学品から機能化学品へ、成長の軸足を移している。3月...

中国メーカーの台頭を背景に、国内化学業界が汎用品から高機能品へ経営資源を移す動きが加速している。国内化学大手の創業地も例外ではなく、高機能化学品への生産再編が鮮明となっている。... ただ、...

中国メーカーが汎用化学品の生産を増強する中、国内各社は自動車部材などに使う高機能品の生産に経営資源を移している。... 宇部興産は堺工場(堺市西区)に約30億円を投じ、リチウムイオン二...

米国の化学大手デュポンの酸化チタン、フロロ製品、特殊化学品事業が分離・独立したケマーズが7月に誕生した。... 「従来はデュポンという巨大な化学メーカーの一組織だったが、分社化により機能化学事業に特化...

円安効果もあり、基礎化学品の採算が改善したからだ。 ... 自動車部材の原料に使う高機能化学品の販売増も追い風となり、「2015年度は非常に良いスタートを切れた」(旭化成の小...

「自動車部材向け高機能化学品の増販もあり、アクリル繊維原料の市況低迷をカバーした」という。 ... 好調な化学業界だが、中国の景気後退が今後の業績にどう影響を与えるかが不安材料になり...

自動車部材に使う高機能化学品の販売も伸び、3社が4―9月期連結決算予想の営業利益を上方修正した。 ... 旭化成はスチレンモノマーの市況回復や自動車用高機能化学品の販売増で従来予想比...

アジア需給の逼迫(ひっぱく)でポリスチレン原料スチレンモノマーの市況回復が想定を上回ったほか、北米を中心に自動車部品用高機能化学品の販売が伸びた。... 売上高は基礎原料のナフサ価格下...

東ソーは収益力強化に向けた高機能化学品の増産、基礎化学品の生産効率化を進めるため、公募増資などで約352億円を調達することを決めている。 ... 「事業環境に左右されず成長戦略を着実...

【新たなコア】 情報電子向けの高機能化学品で競合他社と差別化してきた国内化学産業。中国などアジア新興国が存在感を高める中、住友化学社長の十倉雅和は「新たなコア技術・事業の創出で社会に...

従来の基礎化学部門と石油化学部門を、収益改善が不可欠な「石油化学部門」、顧客開拓が課題の「エネルギー・機能材料部門」に再編した。 ... エネ・機能材料部門は顧客ニーズに合った新製品...

収益率が低い化学事業再編をどう主導するのか。... 総合化学業界では住友化学や宇部興産も4月に化学部門を再編した。00年代は中国などアジア新興国への輸出を増やすため、事業ごとの成長戦略が求められてきた...

加えて、中国などアジア新興国が化学品の生産を相次ぎ増強。国内化学各社の強みである電子部材用の高機能化学品でも競争力を増しており、自社グループの総合力を駆使した新製品開発で差別化しなければ生き残れない時...

最後に勝ち残る薬をつくりたい」 《機能化学品、医薬品、エアバッグ用インフレーターなどの自動車安全部品、殺虫剤や農薬といったアグロの4事業を展開している。... (東京都北区の...

投資を厳選した上で、高い利益率が見込めるスマートフォン部材向け高機能化学品の生産を増強。... 高機能化学品事業の増強など事業構造改革に今後も取り組んでいく」。... 中核となるのは、高い技術が求めら...

これを18年までに4対6にしたい」 【チェックポイント/先行品創出体制強化を】 00年代、日本の化学産業は中国に汎用化学品を輸出することで自社の業績拡大に...

住友化学はスマートフォン部材に使う高機能化学品の生産増強を韓国で進めている。... 今後も製品化予定の折り曲げ可能なフレキシブルディスプレー向け高機能部材の供給で差別化する狙いだ。 ...

旭化成ケミカルズは中国・江蘇省南通で自動車部材に使う高機能化学品生産設備の開業式を開いた。... アジア新興国による汎用化学品の生産増強で国内化学各社は高機能化学品で差別化する動きが広がっている。「化...

山本謙社長は「顧客や学術研究機関が近くにあるため、機能化学品の研究開発に一層の弾みをつけたい」とあいさつした。