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(2016/4/28 05:00)
西日本高速道路(NEXCO西日本)は14日以降の熊本地震の被害と復旧状況をまとめた。27日までに九州自動車道や大分自動車道など計467キロメートルを応急復旧し、通行止めを解除。現在、九州自動車道の植木IC(熊本市北区)―嘉島ジャンクション(JCT、熊本県嘉島町)の約23キロメートルと、大分自動車道湯布院IC(大分県由布市)―日出JCT(同日出町)の約17キロメートルの2路線計約40キロメートルで通行止めが続く。
九州道は崩落した盛土や損傷した橋梁・料金所ゲートなどの復旧作業中。「今月中に応急復旧を完了し、速度規制なども行いつつ通行止めを解除したい」(高倉照正取締役常務執行役員)考え。大分道も、のり面土砂崩落や橋梁損傷からの復旧を進める。「並柳橋(大分県由布市)の損傷が激しく、早期復旧を目指しているが現段階で通行止め解除時期は未定」(同)という状況だ。
(2016/4/28 05:00)