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(2016/10/5 05:00)
大隅良典東京工業大栄誉教授(71)のノーベル賞受賞決定を受け、母校の福岡県立福岡高校(福岡市)では4日朝、「学校の誇り」「世界から認められた」と生徒らが喜びの声を上げた。
同校2年の平井康太さん(17)は「先輩の受賞は自分たちのモチベーションアップにつながる。福高の誇りだ」と笑顔で話した。
2年生の辻優美花さん(17)によると、受賞が決まった3日夜、物理科の教員が生徒の残る教室を報告して回ったという。辻さんは「先輩が歴史に残るような発見をしてくれてうれしい」と語った。2年生福重碧時さん(16)は「世界から認められて、すごさが計り知れない」と興奮を隠し切れない様子だった。
4日朝に開かれた報告会では、井上拓夫校長が全校生徒約1200人に「先輩の生き方を君たちの生きる指針にしてほしい」と語りかけた。
(2016/10/5 05:00)