[ ICT ]

【電子版】米のAI普及団体、アップル加盟を正式発表−アマゾン、FB、グーグル、IBM、MSが創設

(2017/1/28 10:00)

  • パートナーシップ・オン・AIのロゴ

人工知能(AI)の研究・普及を目指す米国の非営利団体「パートナーシップ・オン・AI」は27日、米アップルが加盟したと正式発表した。同団体が2016年9月に設立を発表する以前からアップルが活動に協力していたことから、同社を創設メンバーとして迎え入れた。団体全体の活動を監督したり、方向性を決める評議会の初会合は2月3日にサンフランシスコで開催の予定。

同団体はアマゾン、フェイスブック(FB)、グーグル/ディープマインド、IBM、マイクロソフト(MS)などが2016年9月に設立した。人間や社会に貢献するAI技術の将来に向けた相互情報交換やリソースの蓄積、啓蒙を目的としており、政府に対するロビー団体ではないと強調している。

パートナーシップ・オン・AIの暫定共同会長は、MSのテクニカルフェローでマイクロソフトリサーチ代表のエリック・ホービッツ氏と、ディープマインド共同創設者のムスタファ・スレイマン氏が務める。さらに評議会の評議員には、大学教授や財団のほか、アップルを含めた創設メンバー6社のAI研究責任者が就任した。

評議員に就いたのは、グーグルのシニアリサーチサイエンティストであるグレッグ・コラド、アマゾンの機械学習部門を率いるラルフ・ハーブリッチ、MSのエリック・ホービッツ、FBのAI研究所長であるヤン・ルカン、IBMのT.J.ワトソンリサーチセンター・リサーチサイエンティストであるフランチェスカ・ロッシ(伊パドヴァ大学教授)の各氏。アップルからは、音声アシスタント「Siri(シリ)」の元々の開発メンバーで、アップルに10年に買収される前のシリ社を07年に共同で創設したトム・グルーバー氏が評議員になっている。

(2017/1/28 10:00)

関連リンク

おすすめコンテンツ

電験三種 合格への厳選100問 第3版

電験三種 合格への厳選100問 第3版

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

シッカリ学べる!3DAモデルを使った「機械製図」の指示・活用方法

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

技術士第一次試験「建設部門」受験必修キーワード700 第9版

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

モノづくり現場1年生の生産管理はじめてガイド

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

Journagram→ Journagramとは

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン