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(2016/7/1 05:00)
100年経営の会(事務局=日刊工業新聞社)は30日、東京・一ツ橋の如水会館で通常総会を開き、2015年度の事業・収支報告や16年度の事業計画などを審議・承認した。全国各地の長寿企業を表彰する「100年企業顕彰」を経済産業省の支援を受けて昨年創設し、第1回は中部地区5県(愛知、岐阜、三重、富山、石川)で中部経済産業局後援により実施した。本年は九州・沖縄地区で近く募集開始する。このほかシンポジウム、勉強会事業なども引き続き展開する。北畑隆生会長(元経済産業事務次官=写真)は「各地で順次顕彰事業を広げることで、長期持続的成長を目指す長寿企業の情報を全国に発信していく」とあいさつした。
記念講演は東京産業人クラブと合同で開催し、100年経営の会顧問で作家の北康利氏が「先人に学ぶ生き残りの経営術」をテーマに、これまで取材した老舗企業の優れた経営理念などを紹介した。
(2016/7/1 05:00)