[ その他 ]
(2016/9/16 05:00)
日刊工業新聞社が20日に発売する月刊誌「工場管理10月号」は、「VPM活動事例から学ぶ 逆境に勝つ工場改革の神髄」を特集する。VPM(Value Producing Management)を取り入れて成果を上げた企業事例を通じて、工場改革を成功に導くポイントを提示する。
VPM活動はテクノ経営総合研究所が提唱する経営改革手法。仕事のムダを徹底的に省き、少ない人数でも業務を遂行できる状態をつくり、新たな収益確保のために余力と人を戦略的に活かしていく。活動過程では経営目標と改善成果を検証するために活動指標を設定することが重要であり、その源泉となるのが気づきである。
事例では、気づきから改善へ発展させ、成果につなげた生産革新活動を紹介する。特殊インキ製造のDIC館林工場は、ロスコストの多い検査業務に着目。排除・結合・入換・簡素化の着眼点ポイントをもとに取り組んだ改善事例を紹介する。樹脂押し出し製品を手がける野村化成のタイ・ラカバン工場はタイ人が改善に参加しやすい雰囲気づくりに取り組み、チームワークを築いた。
(2016/9/16 05:00)