[ ICT ]
(2016/12/21 14:00)
(ブルームバーグ)米アマゾン・ドット・コムが販売する音声アシスト機能を搭載したスピーカー「エコー」が品切れ状態となり、ホリデーシーズン商戦の需要予測の難しさを浮き彫りにしている。
アマゾンによると、180ドル(約2万1200円)のエコーは来年1月19日まで在庫切れで、50ドルの「エコー・ドット」はクリスマスが終わるまで入手できない。同じような機能を持ち、129ドルで発売された「グーグル・ホーム」に対抗するため、アマゾンはエコーとエコー・ドットを最近大幅に値下げした。
サプライチェーン用ソフトウエアを手掛けるエレメンタムの成長責任者ロブ・チェン氏は、品切れのアマゾン製品を待つよりグーグル・ホームを購入しようとする消費者もいるだろうと指摘した。20日午後の段階で、グーグルのオンラインストアは21、22日までにグーグル・ホームの配送が可能という。
アマゾンの広報担当キンリー・ピアソル氏は、エコーはベスト・バイやロウズ、ステープルズ、シアーズ、トイザラスといった他の小売企業のほか、サンディエゴとポートランド、シアトルのアマゾンの書店で入手できる可能性があると語った。
シカゴのコンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズがまとめた11月の推計によれば、アマゾンはエコー製品を2014年の投入以降500万台販売。エコーは人の声を認識し、音楽を流したり照明を調整したり、ピザを注文したりすることができる。
原題: Amazon Sells Out of Echo Speakers in Midst of Holiday Rush(抜粋)
(2016/12/21 14:00)
ICTのニュース一覧
- 富士通システムズ・イースト、搬送設備を数秒で3Dに自動設計するソリューション(16/08/24)
- 電車の乗降履歴でゲーム-カプコン、ニンテンドー3DS用に開発(16/08/24)
- サンワテクノス、海外で低価格製品の調達拡大−ホーチミンに事務所、インド進出も検討(16/08/24)
- エスエヌスナップ、拡張現実・顔認証を応用したフォトコンテンツ開発(16/08/24)
- 東京五輪でなりすまし防げ−サイバートラストなど、ラグビー大会で実証(16/08/24)
- ICT現場で変革生むダイバーシティー(6)NTTドコモ-「お客さま視点」常に意識(16/08/24)
- 富士通など、個人情報管理を支援−マイナンバーに対応(16/08/24)
- KDDI、スマホ向け音楽サービス一本化−「LISMO」を「うたパス」に統合(16/08/24)
- レッドハット、DevOps普及へ2ソリューション提供(16/08/24)
- 楽天、携帯向け定額制音楽配信サービス開始−楽曲3000万曲提供へ(16/08/24)
- 日立、岡山市から静脈認証受注(16/08/24)
- 英スマートマティック、選挙自動化が好評(16/08/24)
- 中国・オナー、米国でスマートフォンの新モデル(16/08/24)