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[ エレクトロニクス ]
(2016/12/27 05:00)
ジャパンディスプレイ(JDI)は26日、白山工場(写真、石川県白山市)でスマートフォン向け高精細液晶ディスプレーの量産を始めたと発表した。生産能力は月約2万5000枚。低温ポリシリコン(LTPS)技術に対応したディスプレーを作る。第6世代(1500ミリ×1850ミリメートル)の液晶パネルを採用した。今回の量産開始に伴い、全社の液晶パネル生産能力は約20%向上する。
主要顧客の米アップルに加えて、オッポなど中国スマホメーカーからの引き合いが旺盛になっており、既存工場はフル稼働の状況が続いていた。白山工場での量産開始によって、需要増に対応する。
白山工場は2016年春の稼働を見込んでいたが、15年秋に発売された米アップルの「iPhone(アイフォーン)6」の販売低迷を受けて稼働を延期していた。
(2016/12/27 05:00)