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[ 政治・経済 ]
(2017/1/19 05:00)
英国の欧州連合(EU)強硬離脱表明が、世界経済に大きな影響を与えている。18日の東京株式市場は反発、日経平均株価の終値は80円84銭高の1万8894円37銭となった。一方、日本企業の事業活動への影響は顕在化はしていないが、各社は警戒感を高めている。
東京市場は、午前の取引は円高株安だった。だが、事前報道を上回るネガティブサプライズがなかったことや、下がった株の買い戻しもあり、午後の取引では株価が小反発した。
メイ首相の演説後、ポンドは対ドルで大幅に反発。新たな悪材料が出なかったことや、首相が演説でEU離脱交渉の最終合意について、議会の承認を必要とすると発言したことを好感し、ポンドが買い戻された。
ただ、欧州経済全体への不透明感は色濃く残り、安全資産とされる円を買う動きが活発化。東京株式市場の午前の取引時間ではやや円高となった。
欧州では3月から政治イベントが続く。各国で反EU的な政...
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(2017/1/19 05:00)
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