- トップ
- 商社・流通・サービスニュース
- 記事詳細
[ 商社・流通・サービス ]
(2017/2/24 05:00)
JR西日本は23日、大阪市淀川区の網干総合車両所宮原支所で豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)=写真」の車両完成記念式典を開いた。来島達夫社長は「山陰山陽の自然や文化、食を車内で感じてもらえるようにし、鉄道の旅で新たな価値を提供したい」と、意気込みをみせた。6月17日に運行を始める。
瑞風の外観はダークグリーンで、先代のトワイライトエクスプレスを思わせる懐かしいイメージ。内装は昭和初期に通じるアールデコを取り入れ、客室は天然木を使用し、眺望を重視して設計した。
沿線の食材を提供する食堂車や茶の湯を楽しめるラウンジなど、車内設備を充実。展望車には運転士と同じ目の高さで楽しめるシートや、最後尾用の展望デッキを設けた。
式典で、音楽家の葉加瀬太郎氏が作曲した、車内などで使用するテーマ曲を紹介した。
(2017/2/24 05:00)