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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/2/28 05:00)
【広島】マツダE&T(広島市南区、冨田知弘社長、082・283・3435)は、マツダのスポーツ多目的車(SUV)「CX―5」をベースに、屋根板が持ち上がって居住スペースを作る「ポップアップルーフ」を装備したコンセプト車(写真)を開発した。価格を抑えるために中古車をベース車両とした商品化を検討する。
開発したポップアップルーフは繊維強化プラスチック(FRP)製。ダンパーと人の力で屋根板を開閉できる。居住スペースは縦180センチ×横90センチメートルで、大人と子供が1人ずつ並んで寝られる。
そのままではCX―5の屋根に乗らないため、平らな部分が縦方向に30センチメートル張り出す構造とした。搭載車は通常車に比べ約50キログラム重く、たたんだ時の全高は8センチメートル高くなる。
マツダは以前、同様の居住室を持つ「ボンゴフレンディ」を生産していたが、電動開閉式だった。機構をシンプルにして価格を抑え、ミニバンベースの他社製の車に対抗する。
(2017/2/28 05:00)
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