京阪電鉄、全席指定列車を導入−特別車両も運行

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京阪電気鉄道は８月に、座席指定の通勤列車と特別車両の運行を相次ぎ始める。平日朝のラッシュ時間帯に、全席指定の「ライナー」列車を８月２１日から新設する。中間駅の枚方市と樟葉（くずは）から大阪の淀屋橋行きを各１本ずつ運行。通勤・通学客の需要を見込む。また、特別車両「プレミアムカー」は８月２０日から、平日・土休日ともほぼ終日、特急とライナーに連結して運行する。

指定席券はどちらも、インターネットの専用サイトと特急停車駅で乗車１４日前から発車３分前まで購入できる。料金は運賃に加え、ライナーが３００円、プレミアムカーが３４キロ以下区間４００円、３４キロ超区間５００円。

同社は座りたい乗客に「新たなサービスを提供し、快適に移動してもらいたい」（加藤好文社長）考え。