[ ICT ]
(2017/6/28 05:00)
住友電気工業は歩行状態を計測・評価するシステム「キューズタグウォーク」を30日に発売する。15グラムと軽量な加速度センサーを腰に付けて10メートル歩くだけで、歩行改善の運動プログラムを助言する。消費税抜きの価格は15万円から。介護施設やフィットネスクラブなどに提案して、2017年度に300台の販売を目指す。
センサーはブルートゥース無線を使って解析用のパソコンにデータを送信する。データを測定した後、独自のアルゴリズムを用いて数秒で分析。「動き」「バランス」「速さ」「リズム」など6要素に分けて歩行状態を解析し、グラフに表示できる。
京都府立医科大学などと協力した実証実験の結果、リハビリや運動の動機付け、身体機能の改善などの効果を確認できた。大学などでの研究用に表示機能を絞った製品も販売していく方針だ。
(2017/6/28 05:00)
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