[ ICT ]
(2017/7/4 05:00)
NECは3日、小田急シティバス(東京都世田谷区)と連携し、ウエアラブル端末による生体情報の収集・活用実験を実施したと発表した。乗り合いバスの乗務員の体調変化を素早く把握し、安全運行の支援につなげる。
実証実験では、乗務員が装着したリストバンド型のウエアラブル端末を用いて、勤務中の乗務員の脈拍や表面温度、湿度、体の揺れなどを測定。測定したデータはスマートフォンを介してクラウド上へ収集・蓄積する。乗務員ごとに疲労度の判定に使用することで、本人でも気付かない乗務中の体調の変化や疲労の見える化を可能とした。
事業所から離れて業務を遂行するバス・鉄道乗務員の体調変化を見守り、働き方の改善や職場環境の整備に貢献することを目指す。
(2017/7/4 05:00)