[ ロボット ]
(2017/9/6 05:00)
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ディー・エヌ・エー(DeNA)は、横浜市内で人工知能(AI)を使った配車アプリケーションの実証実験を行う。横浜市、神奈川県タクシー協会(横浜市中区)と協力し、利用者がスマートフォンからタクシーを呼び出したり空車が近くにいるか確認できたりするようにする。期間は12日から10月31日まで。
実験は、横浜市中区、西区とJR横浜線沿線(東神奈川駅―長津田駅)周辺の地域で実施する。乗務員専用端末を載せたタクシー約200台を活用。タクシー配車アプリ「タクベル」を使ったサービスに対応する。
タクベルは米アップルのスマートフォンなどに対応し無料で利用できる。利用者は予想到着時間を事前に確認しつつ指定の場所へタクシーを呼び出せる。周辺を走行する空車などのタクシーも確認できる。乗客とタクシーが効率良く出会えるよう、お互いの現在地確認機能や定型メッセージを送り合う機能も盛り込んだ。車両情報と需要データを解析してタクシーの需要を予測するシステムにAIを活用している。将来は、より早くタクシーが利用できるよう機能などを改善していく。
(2017/9/6 05:00)