ＣＡＲＴＩＶＡＴＯＲ、「空飛ぶクルマ」開発拠点 愛知・東京に設置

• 

  東京拠点

日本発の“空飛ぶクルマ”の開発活動「ＣＡＲＴＩＶＡＴＯＲ（カーティベーター）」を運営する「ＣＡＲＴＩＶＡＴＯＲ　Ｒｅｓｏｕｒｃｅ　Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ」は、愛知県と東京都の２カ所に開発拠点の設置を決定した。

愛知拠点は豊田市が支援、東京拠点は富士通とグループ会社のテックショップジャパンが支援する。

愛知では１７日に開所する「豊田市ものづくり創造拠点ＳＥＮＴＡＮ」（豊田市）に拠点を設置する。

カーティベーターのメーン開発拠点として、試作機の製作・保管・メンテナンスなどの機体開発をはじめ、定例会や報告会などを開く。

東京では「ＴｅｃｈＳｈｏｐ　Ｔｏｋｙｏ」（港区）に拠点を設置する。技術開発促進の重要拠点として、部品など試作品の製作なども行う。

カーティベーターは２０１２年に活動を開始し、空飛ぶクルマ「ＳｋｙＤｒｉｖｅ」の開発を進めている。

会社員や学生らが余暇を利用して活動に参加しており、メンバー数は現在、約１００人。２０年にＳｋｙＤｒｉｖｅの実機を世界へ向けて披露することを当面の目標としている。