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[ 自動車・輸送機 ]
(2017/10/13 16:30)
【ニューヨーク時事】神戸製鋼所によるアルミ・銅製品などの性能データ改ざん問題で、米自動車大手フォード・モーターは12日、中国で生産している一部車種に神鋼製アルミを使用していると明らかにした。影響を調べているが、改ざんがあった製品かはまだ確認できていないという。
同社によると、中国で生産している乗用車「モンデオ」のボンネットに神鋼製アルミを使用している。ただ、「ボンネットは車両の構造部材ではないため、改ざんのあった製品だとしても安全上の問題はない」との認識を示した。
神鋼はデータを改ざんした製品を約200社に出荷したと説明。自動車業界も主要な供給先の一つで、トヨタ自動車や日産自動車、ホンダといった日本勢だけでなく、海外メーカーにも影響が及んでいる。フォードのほか、米ゼネラル・モーターズ(GM)が自社製品への影響を調査していると認めた。
(2017/10/13 16:30)